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テーマ:車に関するお話(10102)
カテゴリ:車
トヨタ自動車が、主力高級車「クラウン」について、従来のセダンタイプの生産、販売の終了を検討していることが、11日分かった。1955年に初代が発売され、現行は15代目。トヨタだけでなく日本の高級セダンの代名詞だが、近年は以前ほど販売が振るわず、てこ入れが必要と判断したとみられる。セダンとして約70年の歴史に幕を下ろす公算が大きい。 セダンタイプは、スポーツタイプ多目的車(SUV)やミニバンの人気拡大に伴って販売が低迷。特に若年層を中心に「セダン離れ」が進んでおり、クラウンもそのあおりを受けた格好。日本の自動車市場の変化を象徴する出来事となりそうだ。【共同通信ネット版から引用】
このニュースは驚きました。クラウンといえば、トヨタを代表する主力の車。歴史も70年と長いわけで、かつては「いつかはクラウン」なんていうCMでも有名でしたし、日産のセドリック/グロリアと販売台数を競っていた時期もありましたよね。個人的には、セドリック/グロリアの中でも230、330、430、Y31が好きでしたが、クラウンも120系、130系が好きでした。いずれもタクシーなどで使われていたモデル、すなわちいわゆる「セダン」が好きで、本気で購入を考えたこともあったんですよ。 ところが、最近ではクラウンのみならずセダンの車が各メーカーともラインナップから外す傾向が増えてきました。これは、セダン以外のミニバンが人気となってセダンはタクシーなど営業車向けのモデルしかラインナップされなくなり、そのタクシー向けのモデルもタクシー専用ボディー化や他のモデルに置き換えられたり、そもそもそのようなモデルをはじめから設定しないメーカーもでてきました。今でもセダンをラインナップしているメーカーおいても、積極的にモデルチェンジしていこうというようには見えないです。 そんな中でも、クラウンはモデルチェンジを続けていますが、現行の15代目のモデルが発売されているものの、かつてのような「いつかはクラウン」というような憧れを抱くようなモデルではないように思います。伝統のクラウンといえども、セダンとミニバンでは室内の広さやゆったり感ではミニバンに軍配が上がるし、高級感という点ではトヨタにはレクサスがあるから、クラウンのポジションが中途半端になってしまったのかもしれません。 ところで、クラウンはタクシーやパトカーにも多く使われていますよね。タクシーはジャパンタクシーに置き換えられています(←あまり評判はよくない)が、パトカー向けはどうするんでしょうね。パトカー向けはそのまま継続するのかな・・・? 話を戻して、クラウンといえども生き残れない時代になってきているのかなって思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月11日 21時38分37秒
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