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テーマ:鉄道(21842)
カテゴリ:鉄道
先週の金曜日、私が通勤で使用している大阪メトロ谷町線が朝のラッシュ時に守口~大日間で信号故障が発生、一時的に全線にわたって運転休止となりました。新型コロナウィルス感染が広がっている昨今、いつ動くかわからないのに「蜜」の状態で待つのは嫌だし、動き出したとしても今Z夏しているだろうという予想の下、私は大阪メトロ堺筋線で北浜まで行って北浜から京阪戦で天満橋へ向かうことにしました。おかげで、極端な混雑はなくてストレスなく移動することができました。
そんな迂回ルートを使っての移動の際、普段見かけない車両に乗車することができました。 いきなりドアの写真です。 これは京阪5000系の「ラッシュ用ドア」。京阪5000系というと全国初の「全編成5扉車」の車両です。5扉車とか6扉車はJR東日本や東京メトロでもありましたが、特に混雑する号車に数両が連結されていたにすぎないのわけですが、京阪は7両編成全てが5扉です。かつての京阪の朝の混雑はすさまじかったらしく、京阪標準の3扉ではさばき切れなかったのでしょうね。そんな時に登場したのがこの5000系なのですが、ラッシュが過ぎれば一部のドアを締め切りにするだけでなく、そこを座れるようにしたというのがすごいところです。写真の天井にちかいところに緑色のシートがちらっと見えますが、あれが降りてくるんです。私は京阪沿線に住んでいなかったので、この5扉全てが使用されている光景を見るのは数えるくらいしかなく、大概はラッシュ後にドア締め切りの座席が降りている状況をよく見ました・・・。 この5000系も近々全廃が予定されています。ホームドアに対応できないから、というのですね。ホームドアも大事だろうけど、ラッシュ時の混雑緩和には5扉車は強いんだけどな・・・。 それから、前出の大阪メトロ谷町線は、長時間守口~大日間が運休となったため、普段は運行されていない「守口行き」が運転されていました。 駅の案内表示は、「守口行き」。電光表示はいくらでもできるんでしょうけど・・・。 車両の方向幕にも「守口」の表示はあったんですね。 ちなみに、かつての谷町線の北の終点は守口でした。1983年に大日まで延長されて現在の形になっています。 朝の通勤時にやむなく迂回ルートで出勤するのは、急いでいるときには面倒なもので運賃も持ち出しになることがありますが、個人的には迂回ルートは嫌いではありません。急ぎの時は困るけどさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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