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放送関連会社「東北新社」に勤める菅首相の長男らから総務省幹部が接待を受けていた問題で、総務省は24日午後、人事院の国家公務員倫理審査会の承認を踏まえ、谷脇康彦総務審議官ら11人を処分する方針だ。減給や戒告といった懲戒処分などが想定される。武田総務相が同日夕に記者会見し、処分内容を発表する。
武田氏は24日午前の閣議後の記者会見で、「国民の疑念を招き、おわびしたい。深刻に受け止めている」と陳謝。「行政をゆがめた疑いを招くことがなかったかについて改めて確認する」と語った。会食相手が利害関係者にあたるかどうかを確認する仕組みなど、再発防止策を速やかに導入する考えも示した。 東北新社の子会社は、総務省が許認可権を持つ衛星放送事業を手がけている。国家公務員倫理法に基づく倫理規程は、利害関係者からの接待や金品の贈与を禁じている。 総務省のこれまでの調査によると、谷脇氏ら計12人の職員が東北新社関係者との会食に参加。その回数は2016年から延べ38件、土産などを含む総額は約53万4000円に上る。総務省は12人のうち、11人が倫理規程に違反したとみて処分に踏み切る。 一方、総務審議官を務めていた19年に東北新社から1人あたり7万円を超える飲食の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官については、既に総務省を退職しており、同省の処分の対象にならない。政府は総務省の処分結果を踏まえ、対応を決める考えだ。【読売新聞オンラインから引用】
ガースーの息子から多大なる接待を受けていた総務省の官僚が国家公務員倫理法によって処分されるのは当然のことだと思います。前にこのブログでも書きましたが、彼らが国家公務員倫理法を知らないわけがないんです。むしろ彼らは、立場的に部下である職員が国家公務員倫理法に違反していないかを管理しなければならないはずなのに、てめぇらがそれを違反してどうするんだ? それとも、官僚は対象外って国家公務員倫理法に書いてあるのか? ところで、本文は読売新聞オンラインから引用ですが、またしても文春砲がやってくれたようですね。ガースーの息子が総務省の官僚に対してこしひかりやサクランボを贈るようなことを話していたみたいです。これって、普通にあきたこまちやサクランボって思うんじゃなくて、隠語つまり、「こしひかり=金10万円」「サクランボ=金5万円」なんていうものではないか、なんてね。昔のロッキード事件の時はピーナッツでしたっけ? それにしても、接待を受けた側は国家公務員倫理法に従って処分されるものの、接待を行った側は何らおとがめなしなんでしょうか。ガースーの息子の会社では、「関係者の処分は厳正に行う」なんて当たり前のことをコメントしているようだけど、ガースーの息子を処分することなんてできるのかな。ガースーの息子というだけで学もなくてコネで入ったようなヤツを処分できるのか疑問だけどね。多分、形の上だけの処分で終わるんじゃない? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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スピード違反と同じでバレなければいいと思ったのかも。
(2021年02月25日 23時15分54秒)
MoMo太郎009さん、いつもありがとうございます。
もちろんそんなところでしょうね。 贈収賄事件というのは、贈賄側は見返りを期待、収賄側は贈賄側を重用するという図式ですけど、今回もそれが当てはまると思っています。 今回のケースでは、贈賄側にガースーのドラ息子がいて、そのドラ息子の向こうにガースーがいるというものですから、収賄側は断れない図式になってしまっているのが厳しいところですよね。 何度も書いていますが、倫理法で利害関係者との会食は制限されているにもかかわらず、平気で破っているのは何かあるはず。その何かを明らかにする必要があります。 (2021年02月26日 00時10分58秒) |