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カテゴリ:ニュース
トヨタ自動車といすゞ自動車は24日、相互に400億円超を出資し、トヨタ子会社の日野自動車を含めた3社がトラックなどの商用車事業で業務提携すると発表した。トヨタといすゞは2018年に資本提携を解消したが、再び手を組んで自動運転などの新技術や環境関連で協力する。
トヨタがいすゞに428億円を出資し、いすゞも同額程度のトヨタ株式を取得する。トヨタはいすゞ株の5%程度を保有する主要株主となる。今回提携する3社といすゞが買収予定のUDトラックス(埼玉県上尾市)を合計すると、国内での商用車販売台数シェアは約8割に達する。【共同通信ネット版から引用】 商用車ってあまり注目されないかもしれませんが、個人的には大好きなんです。昔は各社特色のある商用車を作っていて、乗用車に負けず劣らずユニークな車両もありました。私が子どものころだったら、例えばライトバン一つとってもトヨタカローラバン、日産サニーバン、マツダファミリアバン、三菱ランサーバン、ホンダシビックバン、スバルレオーネバンなどもちろんこれ以外にもたくさんあったのですが、1500ccクラスまでの商用車としても思いつくままでもこれだけあったんです。しかし、今ではライトバンのクラスでは、トヨタのプロボックスと日産のNV150のみでマツダにはトヨタからのOEMでファミリアバンが供給されているのみで、他のメーカーはその生産から撤退している状況です。これは1BOXクラスでも同じような感じになっています。 そんな中で、トラック部門においてもそのような動きが加速しているのか、トヨタがいすゞに資本提携するとのこと。トヨタは資金面でかなり余裕があるから、他社が持っている技術を吸い上げたい、ということなんでしょうかねぇ。トヨタの参加にある日野は、すでにバス部門でいすゞと連携してJ-BUSとして路線バスや観光バスを生産しているから不思議ではないのですが、そのうち、トラックにおいても日野といすゞが共同で生産する、なんていう日がくるかもしれないっていうこと? 実際に路線バスや観光バスでは、外観だけでは日野かいすゞか全くわからない、唯一エンブレムが違うだけっていう状況になっていますからね・・・。日野のトラックといえばレンジャー、プロティアがあり、いすゞではフォワード、ギガとありますが、これも路線バスや観光バスと同じようになってしまうのか・・・。う~ん、なんだかな~ 要するに、商用車って今では各メーカーとも「あまり力を入れたくない」ものになってしまっているのでしょうね。各メーカーとも独自の技術とかこだわりがあって、それが外観やエンジンなどに生かされていたのに、トヨタ系列一強になってしまうとそういった面白みとかこだわりが一切なくなってしまうのが残念だなぁ。ましてやトヨタはコストカッターだから余計に残念なんだよな・・・。コストカットが悪いわけではないんだけど、なんだかなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月24日 23時56分17秒
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