明治安田生命保険は15日、2019年10月以降に結婚した新婚夫婦の58.8%が結婚式を挙げていないとの調査結果を発表した。新婚ではない夫婦(20.4%)の3倍近い。新型コロナウイルス禍が熱々のカップルに与えた影響を物語った。 調査は11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで10月12~15日にインターネットで実施、20~70代の1620人が回答した。コロナ禍の行動制限は新婚旅行にも影響を与え、新婚の68.8%が「行っていない」と答えた。【共同通信ネット版から引用】
最近結婚した新婚夫婦の約60%が結婚式を挙げていないとのこと。おそらく正確には結婚式ではなくて「披露宴」じゃないかと思ったりもするのですけどね。結婚式は簡単に神社や旅先の教会で両親や二人で済ませるっていパターンじゃないかと。
そういう形になっているのは、例の新型コロナウイルスの感染拡大によるものではないかということです。そうかもしれませんね、遠方から来てもらうためには、公共交通機関を利用してやってくるし、宴会場は対策をしているとはいっても大勢の人が集まる。しかも費用はかなり高いとくれば、「その費用を結婚してからの生活費に充てたい」というのもわからなくはないかなってね。
かくいう私も1996年に結婚するときには、そのようなことを考えていました。結婚式は独身の頃から何度も行っている北海道の教会で新婚旅行を兼ねて行って挙げればいいってね。ところが、双方の親がそれを許してくれなかったこともあって、費用をあまりかけないようにして行いました。それでもそこそこはかかりましたけどね・・・。
でも、今思えば私は「やってよかった」って思っています。というのも、双方の親せきが一堂に会することなんてないし、余興を極力しないようにして、せっかく大阪まででてきてもらったんだから料理とアルコールを楽しんでもらおうとしたんですね。その結果、双方の親せきともガッツリと飲んで騒いでいました。特に亡き父は上機嫌で、こっちが心配になるくらいガバガバ飲んでいました。また、妻の親せきも同じようにハイピッチで飲んでいました・・・。だから、終わってからも「本当にいい式だったし、美味しく食べて飲めた」って言われましたので、こういうのもありかなって思いました。
ただ、今のようなコロナ禍でなくても「結婚式・披露宴をやらなくてもいい」って考えている人が増えているんですね。記念に写真を撮って、両親とちょっと豪華な食事をして、というのがこのところの流れなのかもしれません。世の中の先行きが不透明な状況において、無理にお金使わなくてもいいんじゃないのっていうことでしょうね。だから、私の子どもたちが「結婚式・披露宴をやらないよ」って言われても、私はそれを尊重するつもりです。先にも書いたけど、私も元々は「生活費に充てたい」という考えだったからね。
みなさんはどうお考えでしょうかねぇ・・・。