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![]() 最近の駅のベンチって、線路と直角になるように置かれているところが増えていますね。これは、酔っ払い対策だと聞いたことがあります。写真のベンチは、南海・新今宮駅のものですが、ここは今でも線路と平行に置かれています。まぁ、この置き方の方がスペース的には余裕がありますよね。 さて、このベンチをみてもらうとベンチの後ろが広告スペースとなっております。そして、書かれているのが「羽車ソース・トマトケチャップ」となっています。歯車ではなく羽車? 聞いたことないぞ、って思われるかもしれませんね。関西にはソースを作っているメーカーが多いわけですが、このメーカーもその一つです。今は和歌山県紀の川市に本社があるそうですが、創業地は大阪市内だそうです。 ![]() 私にとっては、このマークが気になっておりました。羽の生えた車輪のマーク、このマークは南海電気鉄道のかつてのマークによく似ています。これは、同社のHPによると明治の終わりごろに当時の南海の社長に商品のブランド名を相談したところ、「うちのマークを使ったらどうや?」と言われたことがきっかけだとか・・・。会社のマークってブランドですからね、子会社でもないのに他社に使わせるって、当時の南海の社長もそんなことよくするなぁと思うし、それを使う当時の羽車の社長もよくするなぁと思いました。明治時代という時代はそんな感じだったんでしょうか? ちなみに、この車輪は鉄道の車輪ではなく、大八車の車輪だとか・・・。 そういえば、私の実家ではとんかつソース、ウスターソースともによく使っていましたが、妻と結婚してからはそこまで使っていないんです。ソースの類も小さなパッケージで十分足りるくらいになっていますね・・・。本当はソースをぶっかけて焼きめしとか食べたいんですけどね。 話を戻して、この羽車のマークのデザイン、個人的にはよくできたデザインだなぁって思っています。かつての南海電気鉄道のマークもそうですが、最近のマークにありがちな簡単なデザインではなくて、複雑で繊細なものだなぁってね。
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