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テーマ:車に関するお話(10101)
カテゴリ:車
トヨタ自動車は4月13日、『ハリアー』など11車種について、横滑り防止装置(VSC)およびボディに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。(中略)
ボディについては、エンジンルーム内のショックアブソーバ取付部付近において、溶接設備の設定が不適切なため、当該部位に溶接が行われていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が生じ、最悪の場合、走行安定性を損なうおそれがある。改善措置として、全車両、ショックアブソーバ取付部付近の溶接有無を点検し、ない場合は溶接する。また、当該部位に損傷が認められた場合は、補修を行う。【Responseから引用】 最近は、各自動車メーカーともリコールが多いですね。しかも今回のトヨタの例では、対象となるのは2020年4月28日~2022年4月4日に製造された合計8万8161台とのこと。部品が共通化されていたりするとこのような感じになるのは仕方ないとはいえ、該当する車に乗っているユーザーにとってはつらいですよね。まぁ「サービスキャンペーン」とか称してこそっと勝手に直されているよりはいいのでしょうけど、より安全な方向に行くならいいのかな。 ただ、今回のリコールはちょっと問題が大きいのではないかな。というのも、「エンジンルーム内のショックアブソーバ取付部付近において、溶接設備の設定が不適切なため、当該部位に溶接が行われていないものがある」ってシレっと書いているけど、ショックアブソーバーあたりって車の振動がもろに伝わるところでしょ。「溶接はしているけど強度が不足」ならまだしも『溶接が行われていないものがある』ですからね。そして、その対策として溶接されていないものは「溶接する」とこれまた当たり前のことをシレっと書いてありますが、ボンネットの内側とはいえ、すでにきれいに塗装もされているところに溶接するって、それしか方法はないにしてもいろんなところに影響するのではないかってね。しかも、そんなことをすると「事故車扱い」にならないの? 下取り価格に影響がなければいいけどね・・・。 あと、溶接ですから資格としっかりとした力量を持った人がやらないといけないけど、そんな人はたくさんいてるのかな。今の車って、昔の車と違ってボンネットの中ってぎっちり詰まっているから、作業は簡単じゃないだろうし、日にちもかかりそうだね。 それにしても、「世界のトヨタ」って言われているのに、こんなお粗末なことってねぇ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月14日 21時52分07秒
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