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関西の企業経営者らが社会や経済の課題について話し合う「第62回関西財界セミナー」(関西経済連合会、関西経済同友会主催)が8日、京都市の国立京都国際会館で開幕した。2025年大阪・関西万博が目指す「未来社会」もテーマとなり、その実現に向けた経済界の役割について議論。万博が地元経済の起爆剤になるとの認識で一致し、「必ず成功を」との声が相次いだ。【産経新聞ネット版から引用】
「必ず成功を」という意気込みはいいですよ。 ただ、先日も万博の運営費が増額されるなど一体どこまでカネがかかるのかわからない状況になってきているし、赤字確実だと言われてその穴埋めをどこがするのかも決まっていない。どっかの知事は「3兆円の経済効果がある」なんてテキトーなことを口走り、その裏付けを提示するようなことを言っていたように記憶しているけどそんなこともすることないこのような状況を踏まえて「必ず成功」できるような要素は1mmもないんだけど、経済界のお偉いさん、本当に大丈夫ですか? 「パビリオンなど具体的なコンテンツが示されれば、関心は高まるはずだ」っていうコメントもあったそうだけど、そのパビリオンの建設が予定通り進まず、またなんのコンセプトかもイマイチ理解できない、っていうか何をするのかわからない状況で前売り券なんて買えるわけないしなぁ。 別記事では、関経連会長が建設業界がパビリオン建設などに協力的ではないことに苦言を呈したようだけど、4月から導入される労働時間の上限規制が導入されるのにいくらがんばったところで間に合わない、ということを理解していないようだわな。国上げてのイベントだから、ということで「適応除外にしてくれ」ということもいつだったかの記事で見たけど、それに付き合わされる建設業界はいい迷惑だし、「法律で決まっているんだし、間に合わなくても、そんなもん知らんがな」ということなんでしょう。経済界がいくら情勢を盛り上げようとしても、建設業界は「もう勘弁して」ということだろうし、良識ある市民も「経済界と大阪府、大阪市がはしゃいでいるだけ」っていう感覚じゃないかな。 それにしても、経済界にしてみたらパビリオン建設など先行き不透明な状況にもかかわらず、大量の前売り券を購入しているようだけど、株主にしてみたら「そんなしょうもないものに使ってんじゃねぇよ」って思っているのかな、どうなんだろうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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