あけやんの徒然日記

2024/03/31(日)23:43

南海高師浜線の代行バス・・・

バス・タクシー・トラック(99)

今日は堺市の浜寺公園野球場で草野球チーム・ガゼルスの練習試合がありました。その話題はまた後日紹介するとして、今日は4月5日(金)で運行終了する南海高師浜線の代行バスについてです。  南海高師浜線は南海本線の羽衣から分かれている支線になるのですが、羽衣駅周辺の連続立体工事の関係で高師浜線は2021年5月22日から約3年にわたって代行バスによる運行となっていました。高師浜線はかつて海水浴場があったことからにぎわったと言われていますが、今は海岸が埋め立てられて日本有数の石油コンビナート群が立地していることに加えて、住宅開発が進んでいることもあって、単線の高師浜線が廃止されなかったことに驚いていますが、この度その工事も羽衣駅関係は目途がついたということで、代行バスの運行が終了することになったようです。代行バスが運行されている時期に乗ったことがなかったので、今日行ってみることにしました。   とりあえずのスタートは、現在休止中の高師浜駅から。駅は入られないようにしっかりとバリゲートで保護されています。  高師浜駅前には、代行バスのバス停が記されていました。先にも書きましたが、高師浜駅周辺は住宅が建ち並ぶ地域で、代行バスが入って来られるくらいの道幅はありません。そこで、この駅の近くにある比較的大きなところが代行バスのバス停となっていました。よって、代行バスの高師浜駅は大阪府立臨海スポーツセンター(リンスポ)で、休止中の高師浜駅から徒歩4分くらいとなっていました。(地図内の左側)  せっかくなのでスタート地点から、と思ったのですが、この日は草野球でキャッチャーをやって、サードやピッチャーもやったこともあって疲れていたことから(苦笑)、地図内の右側にある伽羅橋南へ移動することにしました。  これで「きゃらばし」と読むのです。なかなか難しいですよね。高師浜線の唯一の中間駅となっていまして、このバス停から北へ進んだところにあります。このバス停のあるのは府道204号線、かつては国道26号線とよばれていたところで、交通量もまずまず多くて広いのでここに代行バスのバス停が設けられていました。  代行バスの運転本数もまずまずあって、おそらく列車の時も同じくらい運転されていたのかも。  このバスに乗って羽衣駅を目指します。  バスの行き先表示器にあるように、停車するのは高師浜線の駅のある「羽衣」「伽羅橋」(←伽羅橋だけは南と北にバス停がある)「高師浜」だけで、乗り込むときにはICカードにタッチする必要はなく、現金利用者も整理券を取らなくてよい仕組みになっていました。  バスは羽衣駅に到着。高架工事の真っ最中の羽衣駅、代行バスのバス停はその高架下に設けられていました。今、停車しているバスが次の高師浜行きの代行バスです。  正面から見るとこんな感じですね。  バスはノンステップバスの大型バス(三菱ふそう MP35ノンステップ)が運行されていて、意外とたくさんの方が利用されていました。  高師浜行きの代行バスが出発していきます。二台のバスが交互に運行されているようでした。  さて、この代行バスに乗る際にはICカードのタッチもなければ整理券をとる必要がない。では、どうやって羽衣駅から南海本線にのるんだろう、っていう疑問が出てきますよね。  その答えはこうなっているんです。  つまり、高師浜から代行バスに乗った人は、青いラインのところにある自動改札機にICカードをタッチする。また、私のように伽羅橋南(または北)から乗った人は黄色のラインのところにある自動改札機にタッチする。現金で利用の人は、自動券売機で切符を購入するという流れになっていました。ICカード利用者なら特に混乱はないと思うのですが、現金で利用する人は毎回ここで切符を買わなければならないとはちょっと不便かも。ちなみに、「伽羅橋~高師浜」のみだけ利用する人はどうしていたんだろう? そんな奇特な人はいないからスルーしているのかも。そんな検証もしてみたかったんですけどね・・・。  4月6日(土)からは、元通り列車が運行されるようになるということで、バス利用でいろいろ不便だったことは解消されるんですね。車両も南海電鉄では古参車の一つである2200系が引き続き使われるんでしょうけど、これも置き換えの話があるので羽衣駅の新しいホームで見られるのもあと少しかもしれませんね・・・。

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