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テーマ:鉄道(23465)
カテゴリ:鉄道
先日の九州鉄道記念館で見かけた車両についての続きです。今回紹介する車両は私と同い年の車両です。
581系です。この車両は1967年に登場、私も1967年うまれです。 昼間は座席特急、夜間は寝台車として使われました。車両のスタイルもそれまでのボンネット型からそれ以降の国鉄特急のスタイルを確定したものとなりました。 登場当時のパンフレットなのかな、それも展示されていました。そこにもありますように、昼間は特急「みどり」、夜間は寝台特急「月光」として使用されていました。 「月光」のサボがはいっています。 行き先表示器です。 登場当初は山陽新幹線は開業していませんから、新大阪から東海道・山陽本線と門司から鹿児島本線を経由して運転されていました。 先頭車両には「JNR」のマークがありました。このマークに憧れました。 室内はというと、残念ながら現役当時のまま、というわけでがありません。国鉄末期になって、寝台列車の廃止が相次ぎ、余剰となったこの車両を通勤用に魔改造するということが行われ、寝台部分を撤去もしくは使用停止して、形式も715系と改めて長崎本線などで使われました。 ところで、寝台列車として使われていた時は通路を挟んで三段のベッドが設置されていました。その関係でシートの間隔はかなり広かったのですが、昼間の特急として使われる際にはリクライニングはしないし、当時の急行列車よりはシート間隔は広いかもしれないけど、急行列車のような向かい合わせのシートでは特急料金を払うにはなんだかなぁだったのかもしれませんね。 ちなみに、581・583系を改造した419系がJR西日本に引き継がれて長らく使われていて、私自身も北陸本線で何度も乗ったことがあるので、この車内はかなり懐かしく思いました。残念ながら419系としての保存車両はありませんが・・・。 話を戻して、世界的に見てもかなり珍しい昼夜兼用の車両として登場、最後は通勤用の車両に改造されてしまいましたけど、このような形で保存されたのは価値あるものだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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