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2025年大阪・関西万博の開幕まで100日を切るなか、吉村洋文・大阪府知事は7日、前売り券の販売目標1400万枚について「非常に高い目標」との認識を示した。また、赤字になった場合、国や大阪府市、経済界の3者で対応を検討するとし、開幕までに特段、協議をしない考えも明らかにした。
府庁で報道陣の取材に答えた。万博の運営費はチケット収入で全体の8割超を賄う予定で、最終販売目標を2300万枚に据える。うち1400万枚を開幕までに売りさばく計画だが、先月時点の販売実績はその約半数にとどまっている。 吉村知事はこの日、万博でできる体験や中身の発信が不十分のままでは販売に限界があるとしつつ、「体験して中身がSNS(ネット交流サービス)で一挙に広まれば最終的な目標は達成できる」と自信をみせた。また、赤字による税金投入の可能性も問われたが、「(3者協議という)一定の枠組みはできている。そうならないように一生懸命やっていく時期だ」と述べるにとどめた。【毎日新聞ネット版から引用】 先月も万博のチケットが予想以上に売れていないことを取り上げましたが、年が明けていよいよ目前に迫ってこようかという時期になって、言い出しっぺの維新が販売目標について「非常に高い目標」と認識って、えっ今更ですか?って感じなんだけど。確か目前に迫れば万博に対する機運が高まってチケットが売れるようなことをコメントしてなかったかな? そのため、年末年始に関西では万博関連のCMが流れていたけど、少なくとも私の周りや街を歩いていても列車に乗っていても、万博関連の話なんてこれぽっちも聞かないんだけど。盛り上がらない原因、ホントにわかってないんだろうか・・・。 関連企業に押し付けた700万枚以外に一般の人が購入したものがその10%にも満たないくらいなんでしょ。1970年の万博の時もこんな感じだった、なんていう書き込みを見つけましたが、その真偽のほどは私にはわかりませんが、1970年当時と決定的に違うのは1970年当時は海外の状況がよくわからず、国内のニュースの伝達も今とは比較にならないくらい遅かったということでしょうね。今はネットでいい情報も悪い情報も含めていろんな情報が手に入る世の中だからね。しかも、今回の万博で何が見られるのか、明らかになっているものだけでいけば、「現地に行かないとみられない」という期待感があるものなんて皆無でしょ。そんなものに金を使いたくない、というのが良識あるみなさんの考えじゃないのかな。 本来なら一般の人がたくさん前売り券を買って、始まってからさらに口コミなどで機運が高まって・・・というのをもくろんでいたんでしょうけど、この期に及んで目新しいものがでてこないということは、赤字計上必至ということなんでしょうなぁ。誘致した時は、「大阪万博だ!」と威勢のいいことを言っていたのに、伸び悩むチケットの売れ行きから赤字の拡大がうわさされるようになると、「日本国際博覧会だ」とすりかえてきた知事、こうなったら「この負けはカジノで取り返す!」って宣言したら? ばくち打ちがよくいうフレーズだけど、維新の最大の目的はカジノだったんだからそういっちゃえばいいじゃん。 それにしても、だれも望んでいないのに勝手に時の政府にすり寄って万博を誘致した諸悪の根源二人は、この状況をどう見ているんだろうね。勝手に二人ともやめてしまって「ここまで道筋付けたから、あとはよろしく」かよ。とんでもねぇ奴らだな・・・。 ところで、これからチケットが劇的に売れるのかどうかはわかりませんが、それ以外に問題はホテルの確保でしょうね。関西以外の方は必ず宿泊する必要があるでしょうけど、大阪市内はもちろんその周辺のホテルも確保が難しくなるでしょう。京都や奈良、神戸は海外からの観光客も一定数ありますし、そこからまだ離れたところとなると、移動がかなり大変。そんなことを考えると、「そんなの大変ならやめておくか」ということになりかねないんじゃないかな。 そういうことも考えると、チケットが売れないというのはこういうことも考えている人が意外と多いのではないかと思いました。 もっとも、関西人の端くれのは私も行くつもりはありませんね。7500円でしょ、それだけ出すならほかのイベントやライブに使いたいです。今回の万博でしか見られないものってないわけだしさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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