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石破首相は19日、2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)を首相就任後初めて視察した。4月13日に迫る開幕を前に、成功に向けた機運醸成を図る狙いがある。
首相は、万博のシンボルとなる大屋根(リング)や政府が出展する「日本館」などを約3時間半かけて視察し、大阪府知事を務める日本維新の会の吉村代表と会場内で意見交換した。万博の前売り入場券の販売は756万枚と目標の1400万枚に届いておらず、首相は視察後、記者団に対し「販売促進を考えた時に、関西圏の売り方、首都圏の売り方は違う」と述べ、地域ごとの柔軟な対応が必要との認識を示した。 首相は1970年の大阪万博に3回足を運び、展示された「月の石」を見た思い出を講演などで度々披露するなど、万博への思い入れは強いとされる。一方、今回の大阪入りには、少数与党下の国会運営への協力を期待する維新にアピールする思惑もあるとみられ、首相周辺は「維新のためにできることは何でもする」と話している。【読売新聞オンラインから引用】 3時間以上もかけてみたところで、万博の成功に向けた機運醸成なんかあがるわけないだろ。何かいいアイディアでもあったのか? あるわけないよな、このブログだけでなくほかのネットの書き込みでもあったけど、「出向く日にちをあらかじめ決めた入場券のゲット」+「その日に見たいパビリオンの予約」が最低限必要なんでしょ。この二つの組み合わせが要望通りにならなければいけないんだから。もちろん、そこには混雑緩和あるいは混雑回避や行列回避というのはわかるけれでも、「今日は天気もいいし、万博とやらに行ってみるか」ということができないんですよね。そういうところに問題のある所を、当初の計画にはなかった紙チケットで盛り返そうとしたものの、そちらも伸び悩んでいるようで・・・。これも「万博で何が見られるか」、「現地でしか見えられない魅力的なものは何なのか」というところがあまり明らかになっていないからそりゃそうかと。 それから、本文にあった「販売促進を考えた時に、関西圏の売り方、首都圏の売り方は違う」ってどう違うんだろうね。関西の方は近いからいつでも見に行けるはずだからもっと売り上げがあったもいいと思うけど、伸びや難でいるのは前出のとおりかと。関西以外の方では宿泊場所や交通費のことかなぁ。遠方になればなるほどその負担は大きいし、関西の方も含めて「USJでいいじゃないの?」となっているのではないかな。USJは行ったことがないけど、USJなら何の制限もないし、もう二度とないかもしれない万博だから、という気持ちにさせる魅力が感じられないとすれば、「同じお金出すならUSJへ」となるのは自然の流れかな。 撤退した国のパビリオン跡地に輪島塗の多地球儀を設置するとか・・・。被災地を応援しようという気持ちがわかるんだけど、だったらそんなことではなくて支援する方法はあるだろって。 ところで、年が明けて業界団体の関西での賀詞交換会では、万博の内容がえらいさんのあいさつにちりばめられているようですけど、賀詞交歓会の参加者の中から万博に関する話はほとんど聞かれなかったです。業界によっては、無理やり割り当てられてそれを社員へ捌かないといけないだろうし、不人気イベントと化しているものに対する冷めた空気がでているのかもしれないなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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