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大阪・関西万博は開幕まで13日で1カ月。「万博の華」と呼ばれる海外パビリオンの準備が進むが、自前で建設する「タイプA」の47カ国のうち、建設工事の完了証明を取得した国は2割弱にとどまっている。施工業者との契約難航などに伴う着工遅れが響いているためだ。開幕に間に合わない国が出る懸念が強まっており、関係者は気をもんでいる。
日本国際博覧会協会はパビリオン準備の工程表で、今年1月中旬までに建設工事を済ませ、完了証明の取得を求めていた。だがタイプAの国で既に取得したのは、今月4日時点でアイルランド、フィリピン、韓国、オーストラリア、ブルガリア、オランダ、マレーシア、ハンガリーの8カ国のみだ。 施設の展示品設置期限は今月13日をめどにしていた。各国は設置後、入館させるのに必要な施設使用許可を得る必要があるが、取得済みはゼロ。開幕までに申請が殺到した場合、手続きが追い付かない可能性があるという。 タイプAを巡り、各国は業者選定に苦戦。工程は大幅に遅れ、昨年12月にようやく全ての国が着工にこぎ着けた。【共同通信ネット版から引用】 もう万博開幕まで30日を切りましたね。忘れていました、そんな時期だったんですね。 吉村知事他万博推進派の連中は、「万博が近づけば雰囲気が盛り上がる」ことを盛んに言ってましたし、まぁ関西の芸人をフル動員して、大げさに盛り上げるんだろう、それで「なんか知らんけどおもしろそうやん?!」という流れになるんだろうと思っていました。なんだか悔しいけど、どうせそうなるんだろうって思っていました。 ところが、そんなことになることなく、本当に万博大丈夫か?と思えるような状況。パビリオンの建設がほとんど完了していないんだからね。前にも書いたけど、建物の外ができても意味がないわけで、電気設備の竣工検査もあるでしょうし、内装工事や展示物の搬入、装飾といったこともあるでしょう。コンパニオンなど関係者の研修や緊急時の避難訓練や誘導訓練などしなければならないことが目白押しなのに、どうするんですかねぇ。30日切っているわけで開幕の日にほとんどば工事中っていう状況は現実味を帯びてきましたね。 万博推進派の連中は、「これまでの万博でもそのようなことは普通にあった」と言っているし、誘致した張本人の橋下氏もそんなことを言っていたと思います。でも、それって来場する人に大変失礼な話だよね。チケットを購入(←押し売りされているのかもしれないけど)して足を運んでいるのに、全てを見ることができないってそれってどういうこと? これまでの工事期間中は猛暑はあったけど、台風や地震といった自然災害はなかったはずなのに、なぜここまで遅れているのか? それに対する誠意ある説明は一切なし。説明があったのは、先日のバカ高い食事くらいか。これって、維新の連中が万博反対派だったら鬼の首取ったように批判の嵐だったでしょうね。 まぁそれはさておき、あの余計なリングを作ってしまったのが失敗だったんでしょうね。日本製の木材ではなく、海外製。しかも、あの悪名高き竹中平蔵の関係者から購入したといわれているそうで、もう何でもありですなぁ。ついでに、せっかく作ったリングの一部に海水を入れたものの、風で発生した水面を流れる波によって浸食されているところもあるとか・・・。その補修もコンボ必要だとすれば、「わざとカネかかるようにやってる?」と言いたくなるような状況・・・。 こんな状況で開幕日を迎えて、吉村知事や維新の連中がどんな言い訳するのか楽しみだなぁ。すべて言い訳にしかならないわけで、コメントに対するツッコみが飛び交うのではないかと思います。それにしても、こんな状況で「チケットが思うように売れない」って当たり前なんだけど、そんなこともわからないくらい万博はどうでもいい、って思っているんでしょうね。成功しようが失敗しようが、IRができたらそれでいいということなんでしょうから。でも、この万博で大きな赤字がでたら、維新の関係者で全額負担してよね。うまくいったら、それはそれでいいんだけど。っていうかうまくいくはずなんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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