和田山駅・・・
ふらっと立ち寄った駅を紹介するこのシリーズ、第50回目はJR山陰本線の和田山駅です。出張先の最寄り駅でした。 和田山駅がある場所は、京都から鳥取方面へ向かう途中にありまして、JR播但線と接続しています。 この列車は、JR播但線の車両。同線は非電化なのでディーゼルカーで運転されています。 私が高校生だった1984年ごろといえば、国鉄でしたがその当時運転されていた旧型客車の乗り鉄と写真を撮るために何度かこの山陰本線へ行きました。その時にこの和田山駅にも立ち寄っています。駅の外にはでていませんが・・・。その当時運転されていた編成は7,8両編成というものもあったので、ホーム長はかなり長いですね。 和田山といえばこのレンガ造りの建物。屋根がすっかり抜けてしまっていますが、かつてこの場所にあった和田山機関区の名残です。1912年に造られたものだそうで、機関車の配置がなくなってからも引き続き使われていまして、私が1984年ごろよく行っていたころにも使われていました。また、この建物の周りの空き地には引き込み線がたくさんあって、廃車となった車両が留置されている光景も見かけました。貴重な文化遺産だと思うのですが、残念ながら現状はこんな感じです・・・。 改札口の手前には、このようなかわいい車両がありました。現状使われている車両とかつて使われいた車両です。右から3番目の黄色に紺色の帯の車両は、国鉄末期の1986年11月に福知山線と山陰本線の福知山~城崎間が電化開業した際に各地から寄せ集めて作った113系800番台をイメージしているようですね。鉄分の多い人はすぐわかったかもしれませんが(苦笑)。 駅の外に出ました。 駅の正面には朝来市役所がありましたが、駅周辺にはあまりお店がありません・・・。かつてはにぎわっていたのかもしれませんが、ちょっと寂しい感じでした。