47年ぶりに浅香山浄水場(現・配水場)へ・・・
今日は朝から天気が良かったこともあって、昨日の関西の朝のNHKニュースで紹介されていた堺市の浅香山浄水場へ行ってみることにしました。 浅香山浄水場(現在は配水場となっているようです)の最寄り駅は、JR阪和線の浅香駅。ここから大和川沿いを歩いていきます。 このような橋は以前なかったのですが、最近になって整備されたんですね。 阪和線の浅香~杉本町間の鉄橋は、古くから阪和線の車輛の写真を撮影するには定番のところなんです。今は、223/225系と特急「はるか」用の281系、特急「くろしお」用の283系、287系、289系に集約されていますので、ちょっと面白味には欠けますね・・・。 大和川沿いを河口方面(西方面)に歩いていきますと、見事なツツジの山が見えてきます。ここが堺市水道局の浅香山配水場、かつては浅香山浄水場だったところです。堺市の水は大和川から取水していたのですが、水質悪化により1978年にそれを中止したとのこと。 ここはツツジで有名なところで、見事なツツジを見ることができます。 ツツジって、道路わきや植え込みに植えられているのはよく見かけるのですが、ここまで大きく育てているところは少ないのではないかと思います。 私はここへやってくるのは、1978年以来47年ぶりです。1978年当時は母親と弟の三人でツツジを見に行ったんですが、その当時の写真を先日、実家の片づけをしていた時に見つけたんですね。そして、NHKでも紹介されていたということもあって久しぶりに訪れてみようと思ったのでした。 遊歩道には、堺市が生んだ歌人の与謝野晶子の碑もありました。 かつての浄水場の貯水池があったと思われるところは、工事機械が入って整備されていました。 1978年当時はどうだったのか覚えていませんが、まだそのころは貯水池があったんでしょうね。 ちょうど今回のイベントに合わせてか、当時の写真も提出していまして、1975年ごろの写真では大きな貯水池が3か所あったことがわかります。 ちなみに、かつての浅香山浄水場は1910年に送水開始。 徐々に設備状況を行っていったようです。 堺市民へ浄水を供給していたわけですが、1978年に取水を停止して今は淀川の水が供給されているそうです。 確か私が小学生だった頃に、堺市の歴史を学ぶ授業の中でこの浄水場のことも勉強したような気がするなぁ・・・。 この日は、このツツジの満開に合わせて河川公園でイベントが行われていましたが、ちょっと時間が早かったので模擬店はまだ準備中でした・・・。 写真は、南海高野線の鉄橋です。 私が高校生のころ、部活動の一環でこの河川敷へ来たことがあります。当時は陸上部だったのですが、この河川敷の砂のところでダッシュを何度も繰り返したのを覚えています・・・。 さて、今日写した写真と47年前に撮影した写真をもって、母親のいる施設へ行きました。47年前というと母親は39歳、私は小学5年生。これらの写真と47年前の写真を母親に見せると、とても懐かしそうに見ていました。