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2005年07月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
内容は、全く知らずして観に行った。 タイトルからして、“社交ダンス”に
関する映画だろう、くらいしか知識は無かった。

ふたを開けると、“NYの公立学校での社交ダンスへの取組みのドキュメンタリー”でした。

これが、とても微笑ましい!

私は子供がいないので、今の10歳くらいから15歳くらいの子の現状はわからないのですが、これを見て、“子供はかわいいなあ~”と改めて思いました。

まず、感動したのは、学校の先生というのは、こんなに子供達に対して真剣に
取り組んでいるのかあ、ということ。 公立学校の先生というと、けして高給取りではないけれど、子供が好きで、何か子供達の将来に役に立つことを教えてあげたくて教職についているという熱意ががんがん伝わってきた。

この映画に出てくる一つの公立学校は、地域として低所得者の子供達が通う学校で、だからそれぞれ家庭事情も複雑な子供達が多いそうです。 でも、この社交ダンスのレッスンを始めてから、問題も起こさなくなったり、授業にも真剣に取り組めるようになったり、だから、何か一つ興味の持てることとめぐり合うことが
全てにたいしてやる気を起こさせることができる鍵なんだなあと思う。

それから、ローティーンの子供達は、男の子と女の子で、ませ具合がこんなに違うのかと、おもしろかった。


学校対抗で競技は行われるのだけど、年齢が上の生徒達を使う学校の方が、どうしても有利なような気がした。 この年齢の範囲で、1~2年の差はかなり大きいようで、まだ年少の生徒で参加した学校はやはり決勝に選ばれず、悔しさで泣き崩れていた。 このプログラムが続いていくなら、年齢別で対抗する方向で考えて欲しい。

普通の映画は、製作者側が、笑わせよう、泣かせよう、と作られるけれど、この
映画は、ドキュメンタリーでカメラが子供達をそのまま録っているだけだけれど、
観客は自然に子供達と一緒に笑ったり、泣いたりできる。

久しぶりに映画を観てよかったあ、と思える作品でした。


総合評価 10 ★★★★★★★★★★





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最終更新日  2005年07月12日 02時01分42秒
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