|
テーマ:最近観た映画。(40086)
カテゴリ:カテゴリ未分類
主役の DJay を演じているのが、Terrence Dshon Howard という役者で、
最近では、Crash に出ていたのでおなじみ。 この同じ映画に出演した Ludacris も、また一緒にこの映画にでている。 はじめは、この映画は、based on true story なのかな、と思っていたけど、思い当たるミュージシャンがいないので、フィクションか、と気づく。 作られた話にしては、内容がおもしろくて、現実味があって、ちょっとした 感動もくれる。 映画の中で、DJay が、作った曲を、すでに有名なSkinny Black という、ラッパーに聞いてもらうために会いに行く、というシーンがある。 DJay の 曲もラップなわけで、もし誰かに認められ、CD化となれば、Skinny Black とは、ライバルということになる。 ライバルになりうる、ミュージシャンを、その曲がどんなに優れているとしても、“これは素晴らしい曲だから、 僕のコネでなんとかしてあげるよ” とは、よっぽど出来た人でなければ 言わないのではないか、と思った。 確かに、映画の中では、Skinny Black は、エンターテイメント界を一歩先 行く人だけれど、もし、曲を聴いてもらって、どうにかしてもらいたい、と 思うなら、そういう人間を作り上げていく側で、名の知れた人に、聞かせるのが一番なのではと思った。 現実の世界でも、アートで食べていくというのは、とても難しい。 そして、その道で名の知れた人に、自分の作品を見てもらえれば、何かのきっかけが開けるかもしれない、と誰もが思うと思う。 でも、その道で有名な人も、そこまでがむしゃらに頑張って来たわけで、無名でも自分のライバルに、ラッキーカードを渡すようなことはしないのでは、と思う。 その辺が、アートの世界では、“鶏と卵”で、難しいところだ。 それなりにアートで秀でている人は、たくさんいるけど、それで食べていける、と言う人はその中でも、まれのはず。 話がそれたけど、映画の最後のほうで、“誰でも夢は持つべきだ” という ような台詞がある。 これが、この映画が、言わんとするところだと思うけど、全くその通りだと思う。 夢をあきらめるのは、本当に簡単だけれど、 夢を持ち続けるからこそ、前進して生きていける、というのは本当だと思う。 総合評価8 ★★★★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月25日 05時35分50秒
コメント(0) | コメントを書く |
|