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2005年08月22日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
主役の DJay を演じているのが、Terrence Dshon Howard という役者で、
最近では、Crash に出ていたのでおなじみ。 この同じ映画に出演した
Ludacris も、また一緒にこの映画にでている。

はじめは、この映画は、based on true story なのかな、と思っていたけど、思い当たるミュージシャンがいないので、フィクションか、と気づく。

作られた話にしては、内容がおもしろくて、現実味があって、ちょっとした
感動もくれる。 

映画の中で、DJay が、作った曲を、すでに有名なSkinny Black という、ラッパーに聞いてもらうために会いに行く、というシーンがある。 DJay の
曲もラップなわけで、もし誰かに認められ、CD化となれば、Skinny Black
とは、ライバルということになる。 ライバルになりうる、ミュージシャンを、その曲がどんなに優れているとしても、“これは素晴らしい曲だから、
僕のコネでなんとかしてあげるよ” とは、よっぽど出来た人でなければ
言わないのではないか、と思った。

確かに、映画の中では、Skinny Black は、エンターテイメント界を一歩先
行く人だけれど、もし、曲を聴いてもらって、どうにかしてもらいたい、と
思うなら、そういう人間を作り上げていく側で、名の知れた人に、聞かせるのが一番なのではと思った。 

現実の世界でも、アートで食べていくというのは、とても難しい。 そして、その道で名の知れた人に、自分の作品を見てもらえれば、何かのきっかけが開けるかもしれない、と誰もが思うと思う。 でも、その道で有名な人も、そこまでがむしゃらに頑張って来たわけで、無名でも自分のライバルに、ラッキーカードを渡すようなことはしないのでは、と思う。 

その辺が、アートの世界では、“鶏と卵”で、難しいところだ。 それなりにアートで秀でている人は、たくさんいるけど、それで食べていける、と言う人はその中でも、まれのはず。

話がそれたけど、映画の最後のほうで、“誰でも夢は持つべきだ” という
ような台詞がある。 これが、この映画が、言わんとするところだと思うけど、全くその通りだと思う。 夢をあきらめるのは、本当に簡単だけれど、
夢を持ち続けるからこそ、前進して生きていける、というのは本当だと思う。


総合評価8 ★★★★★★★★





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最終更新日  2005年08月25日 05時35分50秒
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