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2006年03月07日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
アカデミー賞、主演男優賞を取った、Philip Seymour Hoffman の映画。

ストーリー自体は、とても冷たく暗い雰囲気の映画となっている。

アカデミー賞を見てから、この映画を観たので、“一体、彼は主演男優にふさわしい演技をしているのだろうか?” と、あまり期待しすぎると、必ずがっかりさせられるので、その辺は考えないようにして観に行った。

見終わった後は、さすが主演男優を取った演技だった、と思えた。

日本では、Truman Capote と言えば、Breakfast at Tiffany's だけど、アメリカでは、Truman Capote と言えば、In Cold Blood のようだ。

In Cold Blood というタイトルは、もちろん、彼が殺人犯を評して付けたタイトルなのだけど、実は、cold blood を持つのは、Capote 自信なのではないか、と思う。

というのは、Capote は地位と名声、そして金、欲しさのために、この殺人犯を巧みに操って、自分が欲しいもの全てを彼の中からえぐり取る。

この本一冊で、Capote は歴史に残る作家の一人、となった。 もちろん、それは、彼の才能、今までにない文体、この殺人事件に興味を持った彼の直感と、どれをとっても、Capote 自信の手柄なわけだけれど、どこか、この殺人犯という獣を踏み台にして、という感は否めない。  それは、本人も理解している事で、だから、この作品以後、彼は一冊も本を書いていない、と映画の最後で言っている。

映画の中でも言っているけれど、Capote と 殺人犯は、 同じ事件に接している中で、一人はアメリカ一の作家となり、一人は処刑される。 人生でも、ある分岐点で、右に行くか左に行くか程度の差で、その後の将来が大きく変わってくる、なんてことは良くあるのではないかと思う。

もう一人、私の大好きな女優、Catherine Keener も出ていて、彼女は助演女優かなんかにノミネートされていたけど、果たしてそこまでのインパクトがある演技だったかなあ?と思った。 いつかは、是非、賞を取って欲しい!


総合評価 9 ★★★★★★★★★






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最終更新日  2006年03月18日 07時18分04秒
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