徒然草子

　ビハインドを背負う試合の中盤～終盤。
　二死走者なしの状態だと、半ば、もとい、ほとんど期待をしないで3人目の打席を迎える。

　今日は、そこから点が入った！

　激しく雨の降る広島－巨人戦。
　チャンネルを回すと5回裏広島の攻撃。二死、走者なしの状態。
　得点は２－４。広島、2点のビハインド。
　天候をみるに次ぎの回へは進まずに降雨コールドが宣言されると予想される。

　もう、後の無い状態から。
　2点を返して同点。

　二死・走者なしで打席に立っているのが東出だと確認した時点でチャンネルを変えた。
　巨人の勝利の瞬間を見たくなかった。
　しばらく時間が経って、試合が終わったことを確認しようとチャンネルを戻したところ、試合がまだ続いていた。
　打席には栗原。

　得点は４－４。
　同点に追い着いていた！

　何で見てなかったのかと後悔をしたけれど、どうせ自分のことだから見ていたら東出があっさり凡退していたかもしれない。

「カツオさん、今年も二桁いくんじゃないの？」
　ヤクルトの先発石川が援護を貰ったときにうっかり滑らせてしまった一言。

　そのしばらく後。

　二死・走者なし・ビハインドは3点のシュチュエーションで。
　中日は5連打を放ち同点に追い着いた。

　その次の回には誕生日福留のベースに当るラッキータイムリーで勝ち越し。

　カツオさんすみません！
（ジャンクスポーツのヤクルトday以来、石川をカツオさんと呼ぶ事が定着）