「カサノバ」とくに“コレ”ってのが見つからず「まぁ、この辺でいいか」的なノリで観た作品でした。 ですが。 こーゆー時って、案外当たりだったりしません!? 今回もそのケースに漏れず、でした。 ・・とまあ、前置きが長くなりましたが 今週観たのは『カサノバ』。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 18世紀のヨーロッパで“恋愛の達人”と称された 伝説のプレイボーイ、カサノバ。 不貞や異端行為の罪で死罪を言い渡された彼は ウ゛ェネチア総督のとりなしで無罪放免になったものの 良家の娘と結婚するよう命令されます。 一目見て気に入った娘といとも簡単に婚約したカサノバでしたが、 そんな折、女性の解放を唱える美女フランチェスカに出会い 次第に真実の愛に目覚めていくのでした。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ・・と、ストーリーだけ見るとラブロマンスかあるいは 『恋愛至上主義』とかかれた、上記写真のポスターなどを見た方は ちょっとエロティックなものを想像されてたかもしれませんが はっきり言って コメディです。 「ラブロマンスには興味ないね~」と思っていた方には いい意味での裏切りになるかもしれませんo(^-^)o シェークスピア作品の喜劇とテイストが似ています。 昔『から騒ぎ』の映画を観たのですが、あんな感じですね~。 嘘や誤解や勘違いなどから、ドタバタとストーリーが 展開していきます。 この作品は112分なんですが、パパパっと進んで行きます。 なので、観ていて飽きることはないですね。 そしてラストにはさまざまな人物を巻き込んだアクションが 繰り広げられます。 もー、ほんとに最後までバタバタです(笑) でも、なんだかほほえましくって 観終わった後は『ふふっ』と自然に笑みが浮かぶ感じでした。 展開に無理がないことはないんですが とにかくハッピーに物語が進んでいくので 「ま、いっか」という気持ちになります。 そして、注目すべきはキャスティング! メインキャストはさることながら、 脇を固める俳優陣が素敵過ぎます!(≧∇≦)ノ彡 ヒロイン、フランチェスカの母を演じるレナ・オリン そして、フランチェスカの婚約者役のオリウ゛ァー・プラット さらに、カサノバが婚約する小悪魔的美女 ウ゛ィクトリアを演じるナタリー・ドーマー。 新人さんらしいんですが、 この人凄いです。 ロリータと小悪魔が同居した男好きな感じが 複雑に絡み合って特異なキャラクターに仕上がってますΨ(`∇´)Ψ その他にも、名優ジェレミー・アイアンズも 憎めない悪役でかなりイイ味出してます。 あ、カサノバの執事みたいな役の人も良かったなぁ・・ って、ほぼ全員やんっ!! それだけ皆愛すべきキャラなのです。 コメディとしてだけでなく、 売り文句通りの素敵なラブストーリーでもありますので (と言っておきます;) とにかく、ハッピーな気分になりたい方におススメです(*´∇`*)ノ |