『グリーン・ランタン』

ランタンっつーと
日本語で言うところの
「ちょうちん」ですな。
ハロウィンの
ジャックオランタンって
かぼちゃのちょうちん
ですもんねｗ

ま、今はランタンといえば
アウトドアとか非常用に使う
照明器具っていう
イメージでしょうか。

なんにせよ
宇宙規模で展開する
映画に登場する
アイテムとしては
かなりレトロなイメージ。

でも、最初にこの原作が
書かれたのが
1940年だっていうから
70年以上も前。
そう考えたら納得かもｗ

概要は・・

グリーンランタンとは
宇宙最強の武器である「パワーリング」を用いて、
自らの想像したものを
「ソリッドライト」により作り出す能力により、
平和を守る者たちのことである。

彼らは宇宙の中心である惑星オアに存在する
ガーディアンズ・オブ・ユニバースにより、
全宇宙を3600の区画（セクター）ごとに
宇宙警察機構とでもいうべき
グリーンランタン・コァの隊員として
担当するセクターの平和を守る。
（ニコニコ大百科より）

とまぁ、こんな感じなのですが

登場するキャラクター
（＝演じている俳優）は
ちょっと地味かもしれない。
おいらが
おぉ！この人が出てる！！
と思ったティム・ロビンスでさえも
なーーんか
なんでそんなキャスティング？？
なもったいなさ( ´Д⊂

主人公のハルは
破天荒な性格のくせに
いざとなると気弱というか
なんか情けない
残念な兄ちゃん。

あ、幼馴染（後、彼女）役の
女優さんは
可愛いかったなー
そんなに若くないように
見えるんですが
（実際どうなんだろ？）
キュートさとセクシーさが
同居しているような??

で、なんか
はっきりしない
気弱だけど頑固な？
兄ちゃんが
いきなり息絶え絶えの
異性人から
リングを託され、
グリーン・ランタンとなります。
実は
素晴らしい意志力と
恐怖を克服する力をもつ者だけが
このパワーリングによって
グリーン・ランタンに選ばれるのですが
はて、この兄ちゃんに
恐怖を克服する力が
ありますのんかいな～
その辺の過程の描き方が
弱いような気がしました。

さて
この映画。
他のヒーローもの
（主にアメコミ系）と
比べたら
アクションも地味なんですが
他とちょっと違うのが
パワーリングを装着すると
（＝緑の総タイツ野郎になると）
心に思い描いたイメージを現実に
創り出すことができるのです！

「剣が欲しい」と思えば剣が
「ミサイルが欲しい」と思えば
ミサイルが現れます。
（ただし、全部緑色ｗｗ）
なーーんて簡単に
戦えちゃうんでしょ♪
と、思ったら大間違いで

本人の想像力が
豊かでないと
当然ダメだし
相手の攻撃に対して
何を出せばいいかという
判断力も要るし

さらに一番重要なのは
意志力。
どんなに強力な武器を
出しても、そのパワーは
出した本人の意思の力と
比例するので
迷いや恐怖が少しでもあると
相手に通用しなくなってしまいます。

つまりは
パワーよりも精神の戦い
とでも言うんでしょうか？

その設定自体と
創造した色んなものが
ぱっぱぱっぱと出てくるのは
ちょっと変わってて
面白かったです。

あと、個人的には
主人公が
ヒーローに変身すると
ヒロインには
なかなかその正体が
バレないもんなんですが
今回はあっさり
見破られるのが
良かったｗｗｗ

その時のヒロインの
あきれかえったような？
表情が特にお気に入りです。
てか、緑のアイマスク一つで
正体隠せる方が可笑しいしｗ
そこは妙に現実的で
安心しました?

原作の方では
まだまだキャラクターも
たくさん登場するようだし
裏切りやなんかもあったりして
色んな人間ドラマも
展開されるみたい？？
映画でそういう部分が
描かれるかどうか
わかりませんが
（最近の傾向としては
スパイダーマンや
バットマンなどは
人間ドラマの方に
いってますが）
少なくとも
続編を作る意思は
あるんだな～～
というのが、
最後までちゃんと観ると
わかります

おそらく
「つまらんっ！！」と
いう人も多いだろうと
思われる映画ですが、
おいらはなんであろうが
やっぱアメコミ映画が
なぜだか好きなので
続編があるならば
きっと観に行くと
思いますｗ

今後に期待♪



Last updated 2011.09.24 16:40:5