甦れ!釣り少年★ぽんこち投げ釣りに挑戦

2019/07/22(月)14:58

稲村の残影 パンチと愉快な仲間達

ぽんこち釣り道具(14)

************************ 広告!! 夢のコラボ企画登場! スピニング夜話その40(前後編) カタログでは明かされなかった、稲村とダイワの関係に迫る!! じゃこ大先生のブログへGO!! ************************ ふと気付いたんですが、ぽんこちやカタログを記事にしてますが、年代をバラバラに紹介してたのではいかんのじゃないかと・・・ やっぱり、年代順を追って記事書かないと、ネタバレや不整合が生じてしまうような・・・ ってことで、一番最初に戻ってダイワ精工(大和精工や松井製作所時代までは戻りませんよー)黎明期のリール達を紹介してみます。 その前に、ダイワの沿革を確認してみましょう。(グローブライド株式会社hpより) 1955 リール(主として輸出用)の製造開始(社名:松井製作所) 1958 東京都中野区に「大和精工株式会社」を設立 1962 リールの国内販売を開始 1964 ロッドの生産工場を新設 1969 商号を「ダイワ精工株式会社」に変更 2009 商号を「グローブライド株式会社」に変更 さて、ダイワが、稲村製作所を合併したのはご存じの事かと思いますが、いつだったのでしょうか? 67年式ロディが存在し、68年に稲村型ボディのパンチが登場することから、68年であったと考えられます。 稲村型ボディとは、私が勝手に定義したモノで、リールフットとボディの接続部が前後2本のリブで三角形状に構成されているのが特徴です。 小出しにしてたんでは、話が進まん・・・と言うことで、今回は一挙まとめて 「ぱんち」「まっは」「いれぶん」です!! しっかし、今じゃ考えられんネーミングやね(^^;) 平凡パンチ(1964~1988年) 1964年4月28日に当時の平凡出版から創刊された男性向け週刊誌。 って、真面目に記事書くと、ご不満な方々がいらっしゃるみたいなので・・・お約束? ってか、多分予想してた方も多いかも(^^;) 少年時代、色々と「お世話」になった方も多いかと・・・(^^ゞ 初代パンチ1001(1968年) 稲村型ボディを継承した中型スピニング。 カラー写真はアブ姉さんのぶろぐ見てね★彡 ベースはロディ2000番あたりかと思われます。 ボディ後方上部のツマミ型ストッパーと前面に穴の空いたスプールが特徴です。 1968年グッドデザイン賞受賞。 アブ姉さんとこにもコメしましたが、いろんなバリエーションがあるようです。 ボディーカラー:銀、茶 スプール:銀、茶、黒、銀の前面だけ黒、銀のスプールエッジが茶・・・ この組み合わせが色々あって全く解らん!(>_<) まあ黎明期だったんで色々作ってみたんでしょうか? この1001型は、高速パンチと強力パンチの名でよく紹介されています。 ギヤ比の違うモデルが存在していたのかもしれません。 ネットで見る限り、銀ボディが高速、茶ボディが強力と書かれている場合が多いようです。 これらは正式名称じゃなくって愛称だったみたいで、ボディにシール貼りされてた様です。 でも正確にはよくわからんです(>_<) どなたかご存じの方、コメお願いしまつ<(_ _)> 2代目パンチ1000番系(1969~1970年) http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d156868227 稲村型ボディを引き継いだ2代目です。 URLはオクページ(ぽんこちの最高機関である某研究所様) 資料が無いので正確には言えないのですが、以下の4機種が確認出来ました。 1000  1001とほぼ同じ稲村型だが、ストッパーはレバー型に変更。  銀ボディ、黒穴無しスプール 1500/2500  稲村型ボディ。  レバー型ストッパーで、銀ボディ、黒穴無しスプール 4000  レバー型ストッパーで、銀又は茶ボディ、黒穴あきスプール  茶ボディには強力パンチと書かれているものがあります。  また、4000番を大型パンチと称している記事もあります。 2000と3000番は確認出来ませんでした。(欠番??) じゃこ先生の記事だったと思いますが、型番=価格説が正しいならばコレはあり得る? 3代目パンチマーク系(1970~1971年) 「中型アウトスプールでは定評あるパンチシリーズ」、写真のキャスターは服部名人です。 少さな番手は先代の稲村型を引き継ぎ、大きな番手はボディを変更しての登場です。 マーク1 1000A  2代目1000とほぼ同じ稲村型ボディ、細部造形が異なっている。 マーク2 1500  2代目1500とほぼ同じ稲村型ボディ、細部造形は異なっている。  【修正】ぃぼへーさん目撃情報では、ブラウン系カラーがあったそうです。   んん・・・ってことは、写真で見る1500や2000はブラウンってかベージュ?   この頃のカラー印刷は発色がイマイチヤなぁ・・・ マーク3 2000 マーク4 2500 マーク5 3000 マーク7 4000 マーク8 4500  ダイワ設計による2代目スポーツ型ボディになりました。  なせかマーク6は欠番。 この3代目、おそらくボディには「マーク*」とは書いてないと思われます。 箱を見ないと解らないかもしれません。(愛称?) (トヨタのコロナマークIIは、1968年登場でした) 3代目は、スポーツの下、廉価版中型スピニングの位置づけになります。 スプールは、2500以下がABSでそれ以上はアルマイトです。 BBは4500が2BB、2500~4000が1BB、それ意外な無し。 ストローク減速機構は、記載されていないため入っていないと思われます。 左右両用巻きハンドル。 マッハGoGoGo(1967年) タツノコプロが制作しフジテレビ系で放送されたテレビアニメ ってまたまた脱線(-_-) けど、マッハと言えばこりでしょ、リールのマッハとは関係ないけど・・・ マッハ(1972年) 「実績が物語る実力派」 3代目パンチの後を引き継いでの登場です。 270、320、420、470、520の5機種構成。 修正ですm(_ _)m 上の写真、投げ風景写真の中に機種が書き込まれていて、見落としてました。 正しくは 100、110、200、270、320、420、470、520の8機種構成。 パンチの小型(1000,1500)は、マッハに引き継がれませんでした。 最大の520に稲村型のボディが残っていますが、それ以外は2代目スポーツ系ボディです。 ボディーカラーはブルーメタリックで黒スプール。 BBは2BB(520)、1BB(470、420)、それ以外は無し。 代表機470は、ワンタッチ脱着式ジュラルミン鍛造スプールと豪華でした。 マッハは、1年限りの短命に終わりました。(この頃ホント一発屋が多い・・・) 11PM(イレブン・ピーエム:1965~1990年) 約24年半に渡って放送されていた深夜番組であり、日本初の深夜のワイドショーでもある。 ってこりも予想通り?お約束ネタでつ。 けど、リールの「イレブン」とこの番組中の「イレブンフィッシング」コーナーは、今で言うコラボの関係であり、決して無関係ではありません。 ちなみに、11PMコラボ商品は、他に投げ竿「イレブン」、磯の名竿「小笠原イレブン」がありました。 初代イレブン(1972年) 白いイレブン、サブタイトルは「JUMBO」 「一段と飛距離が伸びるジャンボ」 このおじさん、しっかり11PMのジャンパー着てますよね。 No.2、3、4の3機種。 全機種稲村型の白ボディ。 1段減速型のストローク減速機構、3BB(No.4のみ、他は2BB)と上級装備でした。 たった一年の短命モデルでした。 やっぱ白はウケなかったのか??ノーマンと同じパターン? 今回紹介の中では一番レアではないかと思います・・・。 2代目イレブンDX系(1973~1974年) 「ジャンボな飛距離、大きく強い!エコノミータイプの決定版」 シルバーボディに黒スプール カラーリング変更意外にどこが変わったのかわからないです。 ってか、どこがデラックス? 機種構成は、初代白イレブンと同じです。 と言うことで、いかがでしたでしょうか? 稲村型ボディは、他にミリオン系に使用されています。 また、小型の稲村型は、パンチの後エースに引き継がれました。 スポーツ系含めて、これらは話すと長ぁ~~~くなるので、本日はこの辺で・・・ 今日は結構まとめちゃったから大作になったなぁ( ̄。 ̄;) 皆様、どれか持ってました?持ってる方は是非ご紹介をm(_ _)m 意外と、ツッコみ用ネタの方がウケてたりして・・・・ そりでわぁ~(^^)/

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