甦れ!釣り少年★ぽんこち投げ釣りに挑戦

2019/07/22(月)15:00

磯投げコロタマ師御用達 鉄腕リールの歴史

ぽんこち釣り道具(14)

プロローグ ぽんこち投げすぴ界はいま激動の時代を迎えた。 ぽんこち界に君臨し、りょー軸ぶん投ぎ以外を認めなかったAbu姫が、なんの酔狂か投すぴに浮気し、ぱんちちらを披露、姫より特命を受けた某ブログの管理人(みりおね屋主人とは別人とされている)が、ご禁制の平凡ぱんちを公開、さらに今まで両軸派に迫害され国外逃亡を余儀なくされていたぽんこちすぴ教の教祖様が、我が世の春とばかりにぱんちのぬーど写真を暴露するという暴挙に出たのだ!! これにより、ぽんこちすぴにんぐの価格高騰という異常事態を招く結果となってしまった・・・ ポンコチストの皆様、すましぇーん(m_m) じゃこ先生、パクってすんまへんm(_ _)m コラボ企画多謝です\(^O^)/ 前回前々回の、じゃこ先生とのコラボ企画、いかがでしたでしょうか? カタログと実機のコラボは良いですねぇ。 先生の次回コラボはスポーツ系とのことですので、これも楽しみです(^_^)v ってことで本題 磯投げコロタマ師の方々が愛してやまないスピニングに、ミリオンマックスがあります。 「スピニングでイシダイを」をキャッチフレーズとして長く強力スピニング界をリードしてきたミリオン系。 その歴史を紐解いてみることにしましょう。 今回は、黎明期から80年代へと一気に駆け抜けます。 その前にリクエストをご紹介(^_^)v じゃこ先生から >6500とかの半端な数字のモデルは何やねん、という次の質問をアップしときます(笑) >調べてくだされ―<(_ _)> はーい! 私も最初スポーツの大型機かと思ってましたが、この中に答えが隠されていたんですねぇ~ 鉄腕と言えばコリ 鉄腕アトム(1963~1966年) 手塚治虫のSF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ。 なんか、この手の小ネタコーナー定番にしてしまってるような・・・ じゃこ先生みたいに、真面目に真摯に取り組めんのかい!! すましぇん、m(_ _)m、だって、こりで釣れる大物がいるんやもん・・・ ミリオン(million)は100万の意味。 100万馬力だったのでしょうか?アトムは10万馬力でそれより強力? ミリオンと言えばミリオネア(Millionaire)がありますが、こちらは100万ドル長者の意味で、当時1ドル=360円だったので3億6千万円、日本では億万長者になりますね。 夜明け前(稲村時代) 稲村には、ロディ6000~8000と言った、超大型リールがありました。 じゃこ先生の記事、当時の広告に「はぜからイシダイまで」とあります。 なんちゅう両極端 (゜o゜; でもこのスピニングで石鯛思想をミリオン系は受け継いだわけですね。 詳しくは、じゃこ先生のブログご参照。 ってか、おそらく、くわしぃーく解説頂けるものと期待しておりまつ<(_ _)>ご注意後日、初代のミリオンは、ミリオン1050Hというモデルである事が判明しました。以下、本記事の代目は一つずつズレています。 初代ミリオン(1969~1970年) こりは、残念ながらデータがありません。ネット情報からの解説になります。 稲村型ボディで登場。 8000、7000、6000の3機種構成と思われます。 スポーツでも書きましたが、正式名称はDAIWA*000です。 「ミリオン~」は愛称だと考えられます。 6000:ミリオンマックス 7000:ミリオンデラックス、ミリオンデラ 8000:ミリオン、ミリオンデラックス、ミリオンデラ 番手や時期によってコロコロ愛称が変わってたようです。 この辺もじゃこ先生の方が詳しいはずですので、解説お願いしまつ!! 2代目ミリオン(1971~1972年) 8000と6500の2機種構成。 愛称はミリオンに統一されてます。 8000は、2代目スポーツ型ボディを採用したモデルに生まれ変わりました。 おそらく2代目スポーツGXの大型化強化版だと思われます。 黒アルミスプールは、前面のみジュラルミン鍛造で、コインで脱着可能なワンタッチ式。 マスターギヤはジュラルミン鍛造で強力です。 ヘリカルフェイス両端支持、左右両用巻き折りたたみハンドル。 ギヤ比は1:4.2と何故か高めで、ビッグローラーもありません。 ベースのスポーツから大きく変更できなかったんでしょうね。 3BB仕様。 価格は8500円と高級です。 8000番は1971年にグッドデザイン賞を受賞しました。 対する6500は、先代稲村型6000のリニューアルだと思います。 ギヤ比は1:3.3と強力。 ローラーには、半両軸支持のビッグローラーが採用されています。 2BB仕様。 こりが、じゃこ先生のご質問の答えです。 じゃこ先生の番手=価格論は、71年頃から崩れ始めます。 番手+100~500円になってます。多分値上げしたのでしょう。 でも6500じゃなくて価格は6600円でしたけどね(^^ゞ 2代目8000は単発で消滅してしまいます。 でも、後にこのデザインは復活しますので覚えておいてね(o^-')b 3代目ミリオンマックスNo6(1973~1976年) ご存じ、ミリオン系の代表作、No6の登場です。 ミリオンマックスという名前が正式にモデル名となりました。 「スピニングで石鯛を!!」のキャッチフレーズもココで登場しました。 正体は、先代6500のマイチェン版です。 ゴールドカラーの本機は、ご存じの方も多いかと思います。 ビッグローラーと1:3.3強力ギヤを搭載。 本機が稲村型最後の生き残りとなりました(T_T) 4代目ミリオンマックス(1977~1980年) 皆さんよーくご存じの、新世代ミリオンです。 ここで、一端消滅した2代目ミリオン8000似のボディが復活します。 残念ながら、稲村型はその役目を終えたわけです。 さすがに、この時代のデザイントレンドに合わなかったのでしょう。 この頃はスポーツライン系角形デザイン主流の時代なのに、それを採用しなかったのはやはり大物に耐える事が出来なかったのでしょうか? 9000、8000、7000の3機種構成。 9000は、先代No6譲りローギヤ1:3.3のハイパワーモデルです。磯の大物用。 8000は、2代目8000譲りの1:4:3高速モデル。投げの大物用。 7000は、8000の廉価版。 先代譲りのビッグローラー(9000)搭載。 投げモデルに採用されている、細糸巻き時のスプール両端の溝を埋める、アジャスタブルローラーと片ツバエコノマイザー装備(7000,8000) 音響分離システム搭載で、ストッパーとカリカリ音を出すラチェットを分離し、耐久性を上げました。 ストッパーは不連続式で、このシステムは、ミリオネアやアンバサダーなんかのベイトリールではおなじみの、逆転時のみ歯がかみ合うシステムで、耐久性が向上しました。 サイレントストッパー搭載し、ボディ下部のレバーでカリカリ音用のラチェットを殺すことが出来ました。 なんで、そうまでしてカリカリ音を残さねばならないの?? 多分当時の釣り師は、カリカリ音がしなくなると寂しかったんでしょうかねぇ・・・ 5代目ミリオンマックスGS(1981~?) 4代目ミリオンマックスの進化版です。 9000と8000の2機種構成。 9000が1:3.1の強力、8000が1:4.3の高速版です。 3BB仕様。 この頃流行の木製ハンドルノブ採用。 先代廉価版7000の設定は無くなってます。 スペックは先代と似たようなもんです。 カラーリングも先代イメージです。 GS9000は11000円でした。 リールグレードは、みりおね屋の考察コーナーをご参照。 ミリオンマックスSS-9000RD(1981~1984?) いきなり登場のリアドラグ搭載ミリオンマックス。 リアドラグは、70年代前半にちょこっとありましたが長らく途絶えていたシステムで、ココに復活です。(細かい話はまた別の機会で) 80年代、ダイワのスピニングはリヤドラグが花盛りでした。 ダイワ独自の、ドラグロック機構を搭載し、投擲時のドラグ滑りによる指切りを防ぎます。 ボディ形状は、レバーブレーキ系の角形に三角を組み合わせたようなデザイン。 高耐蝕ガンスモークボディは、同期のEXと同じ。 その他メカの特徴はGS9000とほぼ同じです。 23000円と超高級! 6代目ミリオンマックスSS(1982~?) 5代目ミリオンマックスGSのSSグレード版です。 無塗装アルマイトボディになりました。 GSとほぼ同一スペックです。 SS9000は14500円でした。 ミリオンパワーSS/ST-RD(1985?~?) 一応こりもミリオン一族と言うことで・・・。 ミリオンマックスSS-RDのリニューアル版で、SSに加え廉価版STグレード(1BB仕様)も追加されました。 仲間のスポーツマチックRDは、同機能の1:4.3高速タイプです。 この後、現在のコロタマ師方々ご愛用の、カゴ遠投ミリオンなんかが登場するのでしょうが、これ以降は資料がありません(^^;) とりあえず機種だけ列挙しときます。 スーパーミリオンマックスGS系  GS2000/GS3000/GS5000 スーパーミリオンマックスGS-P系  GS3000P/GS9000P ミリオンマックスGS-9000遠投 トーナメントミリオンマックスSS9000遠投 今現在、ダイワにはミリオンの名を冠する機種はラインナップされていません。 栄光のミリオン系、いかがでしたでしょうか? 今回は新しめまでのモデル紹介でしたから、なじみもあったかと・・・ こちらも、実機をお持ちの方、ご紹介、又は、既に記事にされている方ご案内お願いします。 それではまたぁ~(^^)/ エピローグ しかし、あんちすぴ派の動向にも警戒しなければならない。 今は姿を潜め、復権を虎視眈々と狙っているからだ。 どうなるぽんこち界!!刮目せよ!!

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