ダンディなM氏、自画自賛の写真集ダンディなM氏過日、おいらの写真の師匠であると紹介したM氏(フリーページ「本の愉しみ『写真の撮り方の極意』」の「花の写真を撮る極意」=ダイアリー「6月14日分」参照)である。 M氏は、アマチュアながらプロ顔負けの写真家である。年齢不詳。 無論、人生の達人である。この人も神出鬼没である。おいらの好きな達人は、考えてみると皆そうである。 ダンディである。ダンディとは、何につけてもセンスを持ち合わせているということである。自分に自信を持っているのだ。 文章もすこぶる巧い。頭が良い人である。考え違いしてはいけない。頭が良いというのは、勉強が出来るという意味ではない。ツボを押さえているかどうかである。スマートなのである。 だから、写真に添える文章が光る。写真が文章によって生きる。 難点は毒舌が過ぎることがあろうか。いやいや、それはご愛嬌である。 なお、M氏もホームページ「自画自賛の写真集(楽天ブログ)」(http://plaza.rakuten.co.jp/mademan)を開設しておられる。 素晴らしい写真がそこにある。一見をお薦めする。 M氏のような生き方もまた良い。人生の師匠には学ぶことばかりである。 自画自賛の写真集 おいらのブログの本年の掉尾を飾るのは、「自画自賛の写真集」というブログの紹介である。 おいらは、開設当初からのこのブログのファンである。開設者は只者ではない。写真のプロはだし(プロが裸足で逃げ出す)である。実はおいらの写真のお師匠さんでもある。 しかも、滅法パソコンに強い。 そのせいかどうかは分らぬが、当初は「自画自賛の写真集」で検索しても直ぐにはこのブログが出てこなかったのであるが、先日トライしてみたら、一発でヒットした。 グーグルでは一番トップに、ヤフーでも2番目にランクされているのである(「自画自賛の写真集―楽天ブログ」)。いやはや、おみそれしました。 しかし、それは中身が素晴らしいからでもある。現に「法然院の紅葉」は秀作である。どの写真も凄味があるが、この写真はその中でも別格である。早速、おいらのパソコンの壁紙にさせて貰った。 ブログの開設者の人となりについては、このブログのフリーページ「人生の達人シリーズ」の中の「ダンディなM氏」を参照されたい。魅力の溢れる人であると、再び述べておこう。 それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。 陶磁器観賞 二日続けてカタイ話しをしたので、息抜きの話しをする。 休日に心が休まるのは、陶磁器観賞である。 これは、おいらの敬愛するダンディなM氏から教わったことである。 随分昔のことだが、氏からは「本物を数多く見続けることが陶磁器観賞のコツだ」と教わったような気がする。 氏が凄いのは、未だにそれを実践しておられることである(なお、氏のことは、このブログのフリーページ「ダンディなM氏、自画自賛の写真集」を参照されたい)。 さて、写真は、台湾の故宮博物館の名品。 やっぱ、陶磁器は良いのぅ。 だけど、おいらが陶磁器を一つ手に入れるのであれば、ごく小振りの壺が良いなぁ~。 置く場所は床の間でなくても良い。さりげなく、おいらの身の回りに置く。 そして、その小振りの壺に一輪の花を差す。 無論、季節季節で違う花である。 そういう境地を愉しむことができる人間においらも早くなりたいのぅ~。 歩くのが趣味に(前篇) おいらの敬愛するダンディなM氏から助言を受けた。 高齢になると体力の維持がことのほか必要であり(体力の強化など考えてはいけない)、そのために最も効果的な方法がウオーキングであるとの御宣託を受けた。 特に体育会系ではない人種は(おいらは典型的なもやし少年であった)、体力の維持を図ることに無頓着であるから注意が必要とのことである。 とどめは、「体力がないと色気も出てこない!」とのご指摘であった。 う~む。男が色気をなくしたら終わりである。おいらがその日からウオーキングを始めたのは云うまでもない。 だって、ウオーキングなどちょろいもんだよ。 と、思ったのが大間違い。 師匠M氏によるウオーキングの作法は、 1.若い女性に抜かれるのは仕方がないが、おバァさまには抜かれるのは男の恥である 2.若者のように足首をシッカリと上下させる 3.摺り足歩行はダメ、脚をシッカリと上に揚げる である。 ハイ、ワカリマシタと、早速歩き始めた。しかし、これがなかなか難しい。 おいらは、これまで脚など上に揚げて歩いたことなどない。 周りを見てもほとんどの人が摺り足で歩行している(実際に街でご覧になると分かる)。だから、最初はとまどったが、これも人生修養のためと足を揚げながら歩く。 足を揚げながら歩くのは慣れていないので難しい。何事も修行は苦しいのである。少し歩くとすぐ疲れる。 だが、両腕を思い切り振ると脚が上に揚がりやすいことに気付いた。両手ではなく両腕を振って歩いているとこれが本当に上手く歩けるのだが、今度は両腕が疲れてくる。おい、おい~(この項続く)。 歩くのが趣味に(後篇) こうしておいらは今、ウオーキングにはまっている。 ところで、脚を揚げて歩くと翌日は脚が張る。今までそうしたことがなかったからである。 このことを師匠に訴えると、脚の筋肉は当初痛くなることがあるので無理をしないようにすること、痛くなった場合は自分で足のスジをもみほぐすようにマッサージすればよいとのことである。 また、脚の痛さがきついときは、スポーツ選手も使っているバンテリン軟膏(薬局で売っている)を塗ると即座に痛さが消滅すると教わった。 さすがに師匠である。 さて、おいらは今、一日1時間を目途に歩いているのだが、同じ道を歩くのは飽きるのである。そこで、近所であっても普段は通らない、つまり、よくは知らない道を探検することにした。これが意外に面白い。 車では通れない道や、自転車では坂のため通ることのなかった道に入ってみると、おお、この道はここにつながっていたのか!など新しい発見があり、ウオーキングの効用は多いのである。 では、ウオーキングの後、どうしているかというとバンテリンを塗るのではなく、ヨーグルトを飲んでいる。 実は、某国営番組(なんとかガッテン)の「筋トレで免疫力アップ(筋力が低下すると死ぬ)」でウオーキングの後は牛乳などの乳製品(ヨーグルトやチーズもよい)を飲むとよいとしていたからである(どうでもよいことだが、このテレビの副題「筋力が低下すると死ぬ」は全く人騒がせじゃのぅ)。 ウオーキングの後は、筋肉に乳製品が入り筋トレに効果があるのだそうだ。 要は、ウオーキングを継続すること、ウオーキングの後に牛乳を飲むことが筋トレの秘訣のようであり、こうしてみるとウオーキングは良いことずくめのようである。 いやはや今や、おいらの趣味はウオーキングとなってしもぅた。これもひとえにM師匠のお蔭である(この項終わり)。 ウオーキングその後 「歩くのが趣味に」とこのブログで紹介させてもらった。 ウオーキングに目覚めた最近のおいらは酒も控えめにしているので、体調がすこぶる良い。そう思っていたら、M師匠からまたご宣託をいただいた。 ウオーキングの効用についてである。 師匠によれば、ウオーキングすることによって 1.体内に滞留した血液が動き出し、流れ出して循環する。このことによって体が暖まり、何より気分がよくなる。 2.腸内に燻ぶっていたガスも気持ちよく放出されることにより、体がスッキリし便秘気味の人はその症状も解消される。食欲も出て、体内の「若さ」が膨らんでくる。 3.その結果、脳神経が活発に交流し頭内で楽しい発想が台頭してくる。くよくよと頭を悩まし、重くのしかかっていた事柄が些細な詰らないことに思われ消えていく。 ただし、車にはくれぐれもご用心を!」 とのことである。 う~む、おっしゃられるとおりである。 血液の循環=>腸内の無駄なガスの排除=>脳神経の活発化=>体内の「若さ」が膨らむ、という図式である。分かりやすい。 これで思い出すのは綿矢りさと金原ひとみが出てくるまでは最年少芥川賞受賞作家であった丸山健二の言葉である。 アウトドア派の丸山は太宰治が情死したことについて、太宰は家の中で毎日原稿用紙に向かい合っていたからああなったのであって、外に出て運動でもしていたら健康になっていたはずだという趣旨のことを述べていた。 ただし、健康な太宰の小説が読みたくなるかどうかはまた別の問題であるが、確かに太宰が毎日ウオーキングをしていたら長生きをしていたのは間違いない。 ま、ウオーキングをしていると、おいらの好きな路上観察にも身が入り新しい発見をしたり、途中寄り道をして金に糸目をつけないで夕食の材料を買い込み、帰宅した後の美味しい食事のことを考えたり(自分で料理することも好きである)、美人とすれ違ったことはまだないが、犬を連れて歩いている美女に遭遇するかも知れないなどの愉しみもある。 なにしろ、若さが膨らむのである。 ところで、昔は自転車でのサイクリングが趣味であったのだが、自転車は今や車道を走らなければならなくなったので危険千万である。統計を調べてはいないが、自転車による交通事故死はここ数年多くなっているのではないだろうか。 ウオーキングでも車には気を付けなければならないが、自転車よりは安全である。 車に気を付けて、若さが膨らむウオーキングを愉しもう。 ジャンル別一覧
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