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さすらいの天才不良文学中年

さすらいの天才不良文学中年

思索なるまま

日中軍事衝突

 政治的な話しは避けたいので、まず事実のみ伝える。

 米国議会の超党派政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」が先月発表した年次報告書によると、「中国がアジアで君臨を目指す結果、東シナ海で日本と軍事衝突を起こす危険性」を指摘したという(11月11日付産経新聞2面)。


日中軍事衝突


 同報告書は、中国側による日本領海での攻撃的行動を懸念し、事故や意図せぬ事件などにより全面的な対決に発展しかねないなどとし、最悪の事態では米国は日本側につくことを明示したという(出典は上記記事)。

 日頃、新聞を賑わしている東シナ海での領有権紛争や海底ガス田開発問題を考えるとどうやら他人事ではなく、おいらのような団塊の世代にとっても平和ボケしている暇はなさそうである。現実を見据える上で大切なことは、米国が考えていることは当然中国でもとっくの昔に考えているはずであり、要は想像力の差の問題である。

 今年は、村上龍の「半島を出よ」でカルチャーショックを受けたが(氏の力量を見直した)、こういう問題での感度が鈍くならないようにしておかなければならないのだろう。




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