さすらいの天才不良文学中年

2007/07/28(土)08:25

選挙考

選挙考  いよいよ明日、参議院議員選挙である。  直前の世論調査によれば、自民党の大敗北である。日刊ゲンダイなどでは、もうお祭り騒ぎである。  しかし、本当にそうなのか。おいらのように斜にものを見ると、違う局面が浮かび上がってくる。  こういう報道がなされるということは、ネガティブな行動を取る人間の心理を煽っているのではないか。つまり、わざと危機感を募らせているのではないか。  これまでも直前の世論調査が逆効果を上げたことは珍しくない。自民党の議席が40台を割れるなどと安易に思っていると、事実は正反対になる可能性が大である。危機感による投票の底上げと、反対票を投じなくても大丈夫だと安心感から、与党は案外善戦するかも知れない。  それに天気と投票率だ。東日本の天気予報は崩れそうだというが、これがどう影響するのだろうか。  いずれにしても、信念を持って投票するしかない。  閑話休題。  投票率を上げる方法として、否定票の投票制度を導入したらどうか。  気に入らない最高裁判所の裁判官にバツ印を付けるのと同様に、当選させたくない候補者の名前を書くのだ(ただし、この場合は、通常の投票を認めないものとする)。  例えば、今回の東京都選挙区でいうと、「選挙権を持っていないのに、立候補するなどけしからん」と某候補の名前を書くのである。比例区であると、「事務所の経費問題で煮え切らない答弁に終始する大臣を野放図にさせている」某政党の名前を書くのである。そうすると、このマイナス票は通常の投票数から差し引かれるという按配である。  これだと、投票したいと思う候補者や政党はいないが、当選させてはいけないという候補者や政党がいる場合には、いそいそと投票に出向くことが出来る。  勿論、法律改正とルールの徹底が求められることになるが、選挙とは本来かくあるべきではなかろうか。 ***************************************** 謎の不良中年 Presents *****************************************

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