さすらいの天才不良文学中年

2020/09/02(水)00:34

草むしりと安倍後継

草むしりと安倍後継  やっと草むしりができる気温となった。  この時期、老人は晴耕雨読を真に受けると熱中症で死んでしまうのである。  おいらは寓居の庭で伸び続ける雑草を見ながら、「ま、仕方あるまい」と放置していたのだが、さすがにまずいよなぁと思うまでに庭が荒れてきた。  こりゃ、ストレスがたまるわ。  そう思っていたら昨日の午後から少し過ごしやすい気温になってきた。  Tシャツ半パンであったおいらは長袖のシャツとGパンという全身をガードするスタイルに変身し、庭に躍り出たのである。  いやぁ、久しぶりの草むしりは快感!  庭の樹木はすでに最低限ではあるが剪定をしているので、草むしりに専念をすることができる。  コツは、大きいところからむしるのである。戦術と同じである。最初に大きな雑草を中心に3割のエネルギーを投入すると7割の雑草は退治できるのである。  そうは云ってもまだ暑い。30分も草むしりをしていると全身汗だくである。  その間、無論、無心である。無心で草をむしるのである。  無心でむしりながらも、ふと安倍後継が思い浮かんだ。  歴史上、自民党が日本の屋台骨であったことは間違いない。その理由の一つに、自民党の主流派と反主流派によるアウフヘーベンが挙げられる。  要するに野党が育たなかったのである。その野党の代りをしたのがこの党内闘争である。  それを今回に当てはめれば、主流派の菅(岸田は、次回以降の総裁選に格下げか)と石破との一騎打ちだろうが、結果はすでに見えている。  これではアウフヘーベンが期待できないよなぁ。安倍政権の亜流誕生では、問題の先送りである。  おいらは、本来愉しいはずの1時間以上かけての草むしりが少々憂鬱となった。

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