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アウトデラックスで現在の鬼束ちひろを見てから、彼女への興味が高まっています。

詳細はこちら【鬼束ちひろはアウトなのか？　「月光」から「悪戯道化師」へ至る病】でご確認ください

もっと鬼束ちひろについて知りたいと思っていたところ、なんと鬼束ちひろはエッセイ本を出版していたことを知りました！

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オフィシャルＨＰに広告すら載っていないので、まったく気付きませんでした＞＜




「月の破片」は、2011年4月20日に発行された本なので、現在の鬼束ちひろの内面を知る手がかりとしては、これ以上ない一冊です。

さっそく注文して、届いたその日に一気読みしちゃいました。

すごい内容です。

鬼束ちひろ自身を隠すところなく赤裸々に語っていて、幼少期からデビュー前夜、デビュー後、事務所移籍に自殺未遂、アルバム「剣と楓」の製作秘話やら家族の話まで、ワイドショーが大喜びしそうな特濃120%な内容です（笑）

男に殴られたりといった表現のくだりは、自虐的に事件をネタにしていて笑えました。




「月の破片」を読んで分かったのは、現在の鬼束ちひろが、彼女本来の自然な姿だということです。

「月光」の頃の鬼束ちひろが本来の鬼束ちひろで、現在の鬼束ちひろはどこかおかしくなってしまっているという認識は、間違いだったのです。

「月光」の頃の彼女は、プロモーションのために作られた虚像の部分が、少なからずあったようです。

その後体調を崩したのも、そうしたストレスが積み重なっていった結果なのでしょう。



タトューを入れた経緯なども書かれていて、鬼束ちひろファンなら絶対に面白く読める一冊となっています。

「月の破片」を読んだあとにＣＤを聞き返すと、また味わい深いものがありますよ。

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