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私の職業をこのブログで紹介していたかどうか忘れたが
私はベトナムで建具や金物を主に取り扱っている会社に現在所属している。 建具とは、所謂窓とかドアとかである。 金物とは、庇(キャノピー)とかハンドレールとかである。 最近現場に出るようになった。 元々私はこの仕事をするならまず工場に入れて欲しかった。 どういう風に窓のフレームが工場で作られているのかを、自分の手で作ることで学びたかったのだ。 基礎の基礎が私には無いので、自分で積み上げるしかないと思っていた。 しかし、もう一度言うが、現場に出るようになって 多くのことを学べた。 建具のことだけではない。 まず、現場のことを良く学べた。 現場での失敗談などを今回ではここに書き記そうと思う。 まあまだこの案件が終わったわけではないのだが、忘れたくないので書く。 今回の案件ではCW(カーテンウォール)を取り扱った。 最近の超高層ビルは大体このカーテンウォールで構成されているわけだが その準備のためにまず、資材を現場に置かなければならない。 現場へはもし置けるなら、コンテナごと置いてしまうのがベストだ。 資材を現場にそのまま置いていると、無くしてしまう(LOST)リスクがあるからだ。 コンテナごと置いてしまえば、それを倉庫代わりに使うことが出来るので 工具などもいちいち持って帰らなくてもよい。 中に入れて、錠前をつけておけば、立派な倉庫である。 このコンテナを置く向きも考えなければならない。 私はこのコンテナを置く向きを深く考えずにやってしまい 結果的に荷物を出すのに非常に苦労した。 貨物が仮に400キロくらいになると、人間の範疇を遥かに超えてしまう。 その場合、フォークリフトなどを使用することになるが、フォークリフトがきちんとはいれるような向きでコンテナを置かないと大変なことになる。 雨が降ればフォークリフトが使えなくなることもなる。 足が悪くなれば、動かなくなるからである。 私の場合それが起きた。今回は、ショベルカーに鎖をつけて 貨物を引き釣り出し、外で解体後、またコンテナにしまった。 全く何が起こるかわからない現場なので、何が起きても対応できる経験が必要である。 私にはまだそれが無いから、現場の監督者には非常に助けられた。 コンテナは最初港に来る。税関が通って、現場にコンテナを持ってこれる状態になったら いつ持ってくるか荷受に伝えもってきてもらうようにする。 港において置くことも出来る。大体5日間くらいは無料で、また5日間は安い値段で置けて そっからは少し高くなる。現場に持ってこれば3日間くらいは無料で置けて そっからまた5日間くらいは安い値段で置けて、それ以降また高くなる。 コンテナを置くだけでも、私は非常に緊張した。 置くだけで精一杯。置いたときの向きにも気をつけないと大変なことになる。 今も現場にコンテナは置いてあるが、これをもって帰る時もきっと緊張するのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.28 01:16:20
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