笑っていこう

かぁさんは、いつも、買い物した後、レシートを見て、メモ帳に書き込んでいる。
それがページいっぱいになると、パソコンで家計簿にまとめてつけているのだけれど．．．
昨日、そのまとまった家計簿をつけていた時。
「お母さん、これ、見て。」
と菜月が、お絵かきを持ってきた。
「ごめん、ちょっと待って。かぁさん、今、家計簿つけてるから。」
と言うと、メモ帳をじぃっとのぞきこんできて、
「これ、ぜんぶ？」
「そう、ぜんぶ？」
「これ、ぜんぶ買ったん？」
「そうよ。」
「ぜんぶぜんぶぜ～んぶ、買ったものなん？」
「そうよ。」
「すごーーーい！こんなにいっぱい買い物しても、お金がまだなくならないなんて、すごい不思議。」
菜月がほんとにびっくりしたというように言った。
なんか、会話だけ聞いていると、どんなすごい買い物をしているのかと思うけれど．．．
ダイソー、３１５円、とか、菜月のパンツ、４８０円とか、そんな家計簿だ(^^ゞ
そんなに驚かれると恐縮する(^^ゞ

・・・はさておき、菜月が自信満々に言うのだった。
「でも、なっちゃん、なんで、お金がなくならないか知ってるよ。」
そこで、興味しんしんで
「なんでだと思う？」
と聞いてみたら、
「それは、『お返し』してもらってるからよ。」
「？？？？？」
「ほら、お母さん、いつも『お返し』してもらってるじゃんか。」
「お・か・え・し？」
「ほら、お店で、お母さんがお金払うとさぁ、『お返しです』って、お店の人がお金返してくれるじゃんか。お母さんがあげて、返ってきて、あげて、返ってきて．．．だから、お金がなくならないんでしょ？」
「．．．．．」
『お返し』って、それ、『お釣り』のことを言っているのだと思うのだけれど．．．(^^ゞ
なるほどなぁ、だから、お金がなくならないんだぁ．．．（って、違う、違う）

では、ここで問題です。
お父さんは、毎日毎日、何のために会社に仕事に行っているのでしょうか？（＾０＾）
わっかるかなぁ、菜月ちゃん。

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