【絵本】つみきつんでもっとつんで

2006.09.06

カテゴリ：絵本

●　つみきつんでもっとつんで　●

土屋　富士夫さんの絵本、はじめて読んだのは『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』絵本ナビを見ていて、見つけた絵本でした。そして、『よりみちエレベーター』
しょうちゃんは、積み木が大好き。積みはじめると、夢中になります。どんどん積みあげる積み木は、部屋から窓へ、窓をこえて、屋根の上、木の上、ビルも越え、気球に乗ったおじさんのところまで。猫は「すごいニャー。でも危ないよ。」と言い、リスは「やリスぎ、やリスぎ」といい、カラスは「だいじょうぶカー」と言いながら、あまりに楽しそうなので、手伝ってしまう。
そして、「さて、どれくらい積めたかな」とはじめて下を見下ろしたしょうちゃんは、びっくり。はるか遠い宇宙に達していたのです。「うそーっ」と思った途端に、積み木が崩れ、まっさかさま．．．と思ったら、宇宙飛行士さんに助けられる、というお話。
もちろん、ありえないお話なんだけど、想像すると楽しいよね。
土屋さんの絵本は、「こんなのあったら楽しいだろうな」をそのまま実現してくれるお話が多い。この『つみきつんでもっとつんで』も子供がワクワクした気持ちになる絵本です。