七転び八起き！？どっこい生きてる男の生き様

高校のあの時
突然３席くらい前に座る男子同級生が後ろを振り向いた際
自分を見た、見られた、と感じた。
その後、誰かが振り向く動作が気になり始めた。
首がくるりと動くことが怖くなった。
それまではどこにいたって見たい場所をいつでも見れたけど
その日から視野に入る他の生徒の首が動きはしないかと
常に緊張して、構える、ようになった。
固くなった。

この段階で、もしかしたら、カウンセリングや無意識さん
に、心よ！、と訪ねていたら、早期発見、早期治療で
今は全く違ったかもしれない。
まあ、タラレバで話しても仕方ない。

元に戻そう。
自分は見られている。そう信じた。
そして、それを、不快に感じながら、ただ耐えるしかなかった。
耐えるが、反応してしまう。
すると、相手は、反応したと思う。
そしてなにあいつ、目の端でこっち見てんのか？
と（不快に思うのではないか？）
それでなくても自信を喪失しもうこれ以上嫌われたくないのに。
でも、意識しないようにすればするほど意識して
反応し自己嫌悪に陥る。緊張する。固くなる。
すると、ある時、誰かが咳払いをした。
緊張し、神経が過敏になっていたからだろう
ビクッと体が反応した。
（なにあいつ、ビクッとしたぜ、キモ…と周りは感じたのではないか？）
ここに、脇見恐怖症と咳払い恐怖症の
人生2大苦悩が誕生する。
生き地獄。本当に。毎日苦しい。
それから四半世紀…

心理的に依存していた彼女と別れ
久々に自己分析するため心理学の本を読む

そして
自己関連妄想
幼児的愛情飢餓
抑圧
母なるものの不在
などを知る

自分は当時
母から、父から、ありのままに受け入れられず
自分を特別視してくれる存在がなく
自分の周囲に母なる愛を求めていた
様々な挫折を経て
自信を失い、かつ元々自我も確立してない
自分と他人の境界がない
普通なら自分を見たとは思わない
思っても何か理由があったから等意に介しない
が、僕は自分は他人にとっても特別、母だから
僕を見たと感じた。
でも、プラスの意味ではなく、
自分が抑圧している
逃避癖への自己嫌悪を相手に投射し
相手が自分を嫌っていると解釈した
咳払いも攻撃だ
そして私は孤立し、孤独になり
心に恐怖と哀しみと敵意と満たされね愛情飢餓感を
抑圧しながら
地獄の日々を四半世紀生き抜いてきた。
名探偵コナンの逆
心は子供、体は中年だ…
この生き地獄、よくぞ生き抜いてきた
俺、偉いぞ！

これからは、現実の自分を認め、受け入れ、
自我を確立し、生き直すことが
人生80年、半分を既に折り返した私の
新たな課題ということなのか？