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カテゴリ:本、マンガ
「ミステリの名書き出し100選」(早川書房)
予告ちらしを見たときからとても気になっていて、発売日に本屋にすっ飛んでいったものの、見つからず。結局入手したのは一週間後だったという本。 内容はタイトルまんまで、名作の書き出しがあり、その後に解説というか評がくる。いろいろな方が書いておられて、「あこの批評家さんは、こういうのが好きなんだなー」と面白く思ったり、或いは「そうかな? この作者だったらあの作品の冒頭のほうがいいと思うけどな」とひそかに異議を唱えたり。 もちろん未読作品で、非常に気になる書き出しも幾つかあり、既にそのうちの何冊かは購入してしまった。・・・うーむ、のせられたか。 100個の冒頭が挙げられている中、個人的に一番「いいなあ」と感じたのは、91番目。 ピーター・ラヴゼイ『バースへの帰還』 いろんなことを想像できて、それでいて奥が深そうで、ちょっと秘密めいていて。 小説でも小論文でも、書き出しが大切。 勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月09日 20時54分36秒
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