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カテゴリ:本、マンガ
「学校怪談」1.2巻(高橋葉介/秋田文庫)
高橋先生というと「夢幻紳士」!! という古くからのファンでありますが、実はこの「学校怪談」は雑誌に連載されていた時から追いかけていました。弟が買ってくると、とにかく真っ先に「学校怪談」を読むという日々でした。 先日、なにげに本屋に立ち寄ったところ、目にしてしまい、ついつい購入。 一巻と二巻では、大好きな九段先生(「くだん」イコール「件」??)は登場していないのですが、山岸くん頑張ってます。 怖い話あり、コミカルなものあり、幻想的なものあり、美しいものあり、と豊富なイメージに相も変わらずうっとり。 一巻では、シンプルながら切れ味の良い「赤い靴」、今のいじめ問題にも通じる「少年ナイフ」、かわいい「ぬいぐるみ」、皮肉な「眠るな」、永遠ループの「助けて」、ロマンチックな「髪」「水辺の情景」「回転」「人魚」、泣ける「契約」などが印象的(って、ほとんどの作品だけど)。 二巻では「月の光」「門番」「心臓抜き」「ダンス」「黒子さん」といったものが好き。綺麗だったり優しかったり不思議だったりじーんとしたり。コメディタッチの「雪女」にも笑いました。 やっぱりいいなあ・・ということで、本屋さんを回って続きを探す予定。 コミックス持っていたと思ったけれど、引っ越し先に持ち込まなかったみたいで。 文庫版で買い直します(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月26日 20時45分23秒
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