2007/06/14(木)10:28
勝浦の山の中に
ん?正確には御宿の山のなかでしょうか?お昼の音楽が「月の砂漠」だったから。
おいしいお蕎麦屋さんがあるというので、お義母さんに連れて行ってもらいました。
以前も行ったのですが、車がいっぱいで断念。
今回も、すでに駐車場はほとんど埋まっていましたが、止めることができたので、待ちを覚悟で入ってみることにしました。
本当に、山の中、田んぼに囲まれた、古民家をお蕎麦屋さんとして開業している雰囲気の良いお店です。
東京から別荘にきたらしい、4世代家族(ひいおばあさん、おばあさん、おじいさん、お父さん、子供二人)も待つグループで、一緒に並んで座っていましたが、子供が庭を駆け回っても、所詮敷地内、外に飛び出して車が危ないという心配もなく、純粋にみみずと格闘できる環境で、すごくほっとする空間です。
もちろん、そこで、子供は、ミミズ惨殺事件を引き起こし、私と夫は「夢に出てくるぞ~」とあっけにとられてみていました(笑)
そこのひいおばあさんは、「東京から来るたびに、ここに食べに来るのよ~」と私におしゃべり。東京の人でも、田舎に来ると、人とのコミュニケーションを取りたくなるものなんでしょうね。
お蕎麦屋さんですから、出てくれば食べてしまうのはあっという間、待ち時間も少なくて済むはずですよ~と、お義母さんと夫と三人で待っていましたが、夫がぽつりとつぶやきました。
「30分なんて、全然余裕だよな、待っているうちに入らないよな。
鎌倉なんて、お昼食べるのに2時間待つし(穴子丼のお店ですね)
嫁を待つ時なんて、一日だもんな・・・」
いや、だから、それをお義母さんの前で言わないように!(笑)
いつもありがとう、夫さま…
なんて会話をしていたら、あっという間にお店の中へ。
盛りなんて量が少ないわよ~なんてお義母さんが言っていたのですが、どうしてどうして、都内のちょっと敷居の高いお蕎麦屋さんなんて、一口で終わってしまいますが、ここでは十分満足できる量が出てきました。手打ちで、細めで、しっかりしていておいしい!
鴨なんて肉厚だし、何枚入ってるの!っていうくらい汁の中に鴨がたっぷり。
てんぷらもさっくり。湯葉揚げなんて絶妙~♪
食後には、これまたお義母さんお勧め、そばがきのお汁粉をいただきました。
こ、これだけで、私、一食分?っていうくらい大きな塊が、お汁粉の中にど~んと入っています。これがまた、やわらかく、おそばの味がして、つるっと食べられて、う、うまい・・・
おうちで待っているおばあちゃんに持って帰ってあげようと、お義母さんはお椀をもってきていたのですが、冷めたらすぐにそばがきが固くなってしまうらしく、お店の方がお勧めできないということで、そば粉を分けていただいたようです。
作り方まで伝授してくれて。
一緒に食べに来られたらうれしいし、おいしいし、楽しいのにな~と思いました。
パソコンの設定が思ったより時間がかかってしまい、しかも、中途半端に終わってしまったのが心残り。
また7月早々にも勝浦に帰ることにしました。
早く、お義母さんに快適インターネット生活を満喫してもらわなくちゃ。