カテゴリ:オケ
あくまでチューバ的なオケの選び方の続き。 人数の話続き。 私の入っているオケの場合は、人数はオケAの方が多く、オケBは少な目なものの、管のパートはほぼ埋まっています。 弦も練習でゼロな事は無く、各パートに実力者も。 出席率は、平常時で管8割、弦5割、そこから演奏会に向けて増えて行きます。 また、入ってからですが、弦の人との人間関係は重要。 基本的にはバイオリンの人は譜面が忙しく、管のシモジモの者になどに構っているヒマはありませんので、チューバの認識は、なにそれ?デッカイネ。くらいの感じです。 出番が有る曲と無い曲があるんだ、位の理解はしてもらうと良いかもね。 ただし、演奏中バイオリンの16分を聞かなかったり、コントラバスを追い越してどんどん行ってしまうようだと、選曲でチューバ無しの曲を選ばれても文句は言えますまい。 差が出るのが選曲や指導法や合奏方法など。 そもそも古典を専門にやる所は募集自体がありません。多くやる所ではチューバはトラ、という所が多いようです。 中には選曲の幅が狭まるのでトロンボーンの団員も置かない所も。 指揮者は団員がやる所と外部から指揮者を呼ぶ所があり、毎回来る場合もあれば、数回しか来ない場合もあります。 指揮者が団員の場合は1番多くかかる費用が抑えられますので、健全な運営が出来る反面、指揮や指導が未知数だったりもします。 最近の方は良く勉強されていますし、好きでやっている事ですがら情熱もありますが、職業音楽家ではない場合、それだけをやっている訳にもいきません。 外部からの場合は、経験と実績などを加味されて値段とのバランスになる事も多いとは思うんですが、何事も例外はあります。 人脈や付き合いなどで固定されている場合もあり、外部から見ると「この値段でコレ?」と思う事も少なくはありません。逆も大いにありますが。 自分の場合は両極端で、Aは、とにかく良く止めて、根性論、パワハラ多め。 Bは、通しが基本で、理論的で的確な指示。 これでいて、Aは料金を取る指揮者、Bは団員(しかも某音大出)と言う違いがあって、それが予算にも跳ね返ります。 Aは指揮者に金を払うので、演奏会費や演奏会のトラの人数、質に跳ね返ってきます。さらには予算が無いので特殊楽器が呼べない、など選曲にも影響が。 一方Bは指導は一流なものの一番かかる費用が抑えられ、結果質の高いエキストラや指導者をお呼びする事ができます。 どちらが良いかは、まあね。 選曲は、Aは無難なもの、特殊楽器の少ないもの、それでいて必ず演奏会ではどこかでチューバを使う、と言う結構難しい感じ。 また定期的に合唱曲があり。ただ、チューバ的に考えると微妙な所で、合唱されると何年かに1度、第九になって出番無しだったり、他の合唱曲もそんなに出番が無かったり。 Bは、挑戦的な曲から保守的なものもあり、チューバ全降りもあるので、自由な感じ。あらかじめ言われていた事なので、文句もありません。 ちなみに入った後には重要ですが、AもBもそれなりに歴史があり、運営もしっかりしている、と言うか慣れています。 練習場所も変わらず、ホールも変わらないなら、基本は同じ事の繰り返しですから、変に革新したい!と思う人には向かないでしょうが、私には十分満足でございます。 ちなみに個人的には、Aは練習時間が平日なので、土日に別の活動ができるメリットがあり、オケ経験を積むのには良いかなあ。 ここだと私は下手な方では無いので楽、と言うのもあったり無かったりします。ナイショですが。 BはAより遠い、練習が土日という所を差し置いても、そりゃあもう音楽をする場所としては、自分としてはこれ以上が無いような、ありがたい環境です。 フラッと行って入れたのは奇跡だよ。ホント。まあ馴染むのにはそれなりに苦労もありましたが。 と、こんな感じでしょうか。 もちろん全てを満たした所が良いんでしょうが、全部のレベルが高い=自分の楽器を吹く技術も高く無ければ入れない、となってくると思います。 最高峰はプロオケって事になりますかね。そこまで上手なら、どんな所でも入り放題です。 ただし、空きがあれば。 これがねえ。大問題なんですよ。まあ空きなんてまずありません。一回座ったイスは、なかなか空かないんですよ。 トラなら団員で入ると言う手はありますが、団員がいる所だと、押しのけてという訳にも行きませんからね。 そして、ごく稀に募集が出たところで、3,4名の応募者の中で一番にならないといけません。完全なる買い手市場! 何百万もする楽器を買って、日々練習して、降り番を含む条件で妥協して、何人かの中から選んでもらえないと入れないなんてね。大変な楽器だよ。マッタク。
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最終更新日
2018.02.26 09:57:57
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