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やなぎにかぜ

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July 1, 2008
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カテゴリ:ひなこの巣立ち
長女が担当している患者さん。

手術の前にご自身の心境を、この数日実習生としてつかせてもらった娘に語られた。

娘は、初めての患者さんであり、そのご心境は、若干二十歳の人生しか生きていない娘には

どう言葉を発したらよいのかさえ わからないものだった。

そんな自分が情けないと 担当の看護師長に語った時に

「それで良いのですよ。それが 傾聴 というものなんですよ。

彼女は、他のなれた看護師さんではなく、ただ見知らぬ誰かに本当の気持ちを知って欲しかっ

たのでしょう。

傾聴ができましたね。」


そのように優しくこたえてくださったと。



 余計なアドバイスも、何もいらないときがある。

ただ 人に胸のうちを聞いて欲しい時がある。

それは たとえば 公園で出会った 人でも、誰でも良くて。

否定も肯定もしないで いてほしい。


そういうことを ひとつまた 学ぶ。





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最終更新日  July 1, 2008 09:25:21 AM
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