カテゴリ:ひなこの巣立ち
長女が担当している患者さん。
手術の前にご自身の心境を、この数日実習生としてつかせてもらった娘に語られた。 娘は、初めての患者さんであり、そのご心境は、若干二十歳の人生しか生きていない娘には どう言葉を発したらよいのかさえ わからないものだった。 そんな自分が情けないと 担当の看護師長に語った時に 「それで良いのですよ。それが 傾聴 というものなんですよ。 彼女は、他のなれた看護師さんではなく、ただ見知らぬ誰かに本当の気持ちを知って欲しかっ たのでしょう。 傾聴ができましたね。」 そのように優しくこたえてくださったと。 余計なアドバイスも、何もいらないときがある。 ただ 人に胸のうちを聞いて欲しい時がある。 それは たとえば 公園で出会った 人でも、誰でも良くて。 否定も肯定もしないで いてほしい。 そういうことを ひとつまた 学ぶ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ひなこの巣立ち] カテゴリの最新記事
|
|