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やなぎにかぜ

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January 4, 2009
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カテゴリ:歎異抄
善人なおもて往生を遂ぐ、
  いわんや悪人をや

で知られる『歎異抄』であるが、昨年から改めてこのご本を訳された梅原猛氏の本を読むこと(まだ途中だけど)で、親鸞聖人が遺されたこれらの言葉の意味を深く知ることができた。

今日は新聞の書物の広告欄に載っていた新刊『歎異抄』について書かれた紹介記事に目がいった。


万のこと 皆もって そらごと・たわごと・真実あることなし

 (この世のことはすべては、そらごとであり、たわごとであり、まことは一つもない)



この一文の説得力に唸った。

 


「形」の中には「まこと」は存在しない。

この「形」は、物質だけでなく存在するすべてのものであるから、「言葉」「音」「精神」も「形」であろう。


この言葉は、般若心経にある言葉そのもの。

すべては「空」

すべては「無」

すべては たわごと と思えば、 いま悩んでいる事さえも いづれは

 そらごと たわごとに変わる。

 他人に言われて 傷ついた言葉さえも たわごと。
 
 ゆえにいずれは、この意識から その存在は消えてなくなる。

 真実はないのだから、消えてなくなる。

 だからそんなに深く 悩む必要はない。


 頭の中を「空」にして、新しいものを取り入れ、それに挑戦し続けてゆくことの方が、
どれほど有意義であろうという意味が含まれてるのだろうかと読み取った。

あくまでも 私の個人的な解釈である。







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最終更新日  January 4, 2009 12:15:51 PM
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