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やなぎにかぜ

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December 3, 2009
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カテゴリ:あゆが巣立つまで
「道程」
     高村光太郎

僕の前に 道はない
僕の後ろに 道は出来る

ああ 自然よ
   父よ

僕を 一人立ちさせた
広大な父よ

僕から目を離さないで守る事をせよ

常に父の気魄を僕に充たせよ

この遠い 道程のため

この遠い 道程のため


昔、小学生の頃、毎日帰る間際の「終わりの会」で、この詩を皆で朗読して帰った。

なぜ、この「詩」だったのか。

その意味も深く考えることなく、先生の言いつけだから

黒板に書かれていたこの詩を皆で合唱してから帰った。


 今にして思えば、先生の私達に伝えたかった「思い」がしみじみとこの「詩」から伝わってくる。

「父」とは、親である「父」であり、恩師であり、自然であり、「私」を形成したすべてのものであり・・・




急にこの「詩」を思い出したのは、今の二女を見ていてふと。。。。



二女の目標にしていた「道」が、あの時急に消えたのは、消えたのではなく二女が道を見失っただけで、道はちゃんとそこにあったのではないかということ。

「回り道」だったんだね。

それは決して無駄ではない。

いやむしる 道がそのままあったなら、その道の価値さえ見失っていただろう。

だから、この回り道が有難いことだったんだろうなぁと


思わせてくれないか?スマイルハート





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最終更新日  December 3, 2009 09:00:51 PM
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