やなぎにかぜ

2013/12/21(土)08:57

傾聴

安らぎ(460)

傾聴をされてる先生とお話する機会があった。 ある懇親会で、テーブルを挟んでの会話。先生は、70歳台とお見かけする。 私の声は、大きくもないから聞き取りにくい事もありそうなのに、丁寧に一言も聞き返される事なく聞いて下さった。 お仕事がら、聴覚は鋭いのだろうか?帰りながら、あれこれ思い出した時にそのような事を考えた。 穏やかに話され、自然とこちらに安心感をもたらすお顔。 父の話を聞くのがめんどくさいという私の話も優しく受け止め聞いて下さる。 本当は優しく聞いてやりたい思いは伝えなかったが、言わずとも伝わる、受け止めたという先生の笑顔。 初めてお会いしたのに、沢山の事を話してくださった。 お話中、一度も目を逸らさない。 周囲に目を配らない。 お話をしながら、そういう面を気にする私はそんな事を見ていた。 見られる側の意識までも学んだ。 全部聞こうとしなくていいの、秘訣を教えてくださった。 カウンセリングは、知識や勉強は10の内の1から3程度、残りの7は、人生、経験。 あなたという人格が顔に滲み出てくるよう…と微笑んで下さった。

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