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カテゴリ:真空管アンプの選び方
今週も先週に続いて真空管アンプの選び方について書いてみよう。シングルアンプでは、適切な出力のものを選ばなければならないと述べた。ちょうど音色の良い領域で鳴らすには、出力が大きすぎても小さすぎてもよくないのだ。
スピーカーから出てくる音の大きさは、アンプの出力とスピーカーの能率(出力音圧レベルという)で決まる。スピーカーのカタログを見てみると、この出力音圧レベルは機種によって大きく異なる。例えば、ハーベスHL Compact7は86dBなのに対して、JBL4338は93dBである。この数字は、スピーカーに1Wの入力を入れたとき、1mの地点での音の大きさ(音圧という)を表している。dB表示では、3dBの違いは2倍、7dBは5倍、10dBは10倍の差に相当する。7dBの差であるから、同じ大きさの音を出すにはハーベスの方が5倍の出力のアンプを必要とする。一般に小型スピーカーの方が能率が悪いので、大きな出力を必要とすることが多い。 ![]() ![]() 何Wの出力のアンプが必要かは、普段どれくらいの音量で聴くかによる。大ざっぱに言って、小音量派の人は90dB位、普通の音量の人は100dB位の音圧を目指せばよいと思う。(普段聴く音圧)-(スピーカーの出力音圧レベル)を計算して、アンプの出力が何W必要かを求めると良い。例えば、普通の音量の人が出力音圧レベル90dBのスピーカーを使う場合は、1Wを基準にして100dB-90dB=10dB分の出力をアンプから供給する必要があるので、1Wの10倍で出力10Wのが適切である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.21 19:18:24
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