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カテゴリ:真空管アンプの選び方
今週は真空管プリアンプについて書いてみよう。いまはCDが中心となって、プリアンプを使わない人も増えてきたが、LPレコードの時代にはプリアンプ、特にフォノイコライザーアンプが必需品だった。真空管アンプのファンの中にはまだレコードプレーヤーを使っている人も多いと思われるのが、このイコライザーアンプを忘れてはいけない。最近では、プリアンプと言ってもイコライザーアンプが付いていないものも多い。その場合にはイコライザーアンプだけ買い足すと良い。
![]() イコライザーアンプが全盛だった頃、真空管アンプはトランジスターアンプに劣る面があった。それは残留雑音が大きいことである。音楽信号以外に、サーッと言う連続音やブーンと言う低音などのよけいな音が加わるのが雑音である。前者は熱雑音と呼ばれ、素子の温度を高くすると大きくなる。真空管は金属を高温にして電子を放出させるものだから、どうしても熱雑音は大きくなる。それに、加熱するためのヒーターから交流のブーンという雑音が混入してしまうことがある。イコライザーアンプのように微少な電圧を扱うときには、雑音の点でトランジスターアンプに及ばなかったのである。 特にMCカートリッジを使う場合には、ヘッドアンプか昇圧トランスを接続する必要があるのだが、ヘッドアンプは特に雑音が小さくなくてはならないため、トランジスター式に限られてしまう。真空管アンプにはトランスを組み合わせると良い。 ![]() ところで、最近真空管アンプは完全に復権した。それはCDが主流になって、プレーヤーから大きな出力電圧が出てくるため、雑音をあまり気にする必要がなくなったからだ。プリメインアンプと称するタイプは、入力切り替えと音量調節が付いているだけのものが多いが、CDやMDなどにつなぐのであればこれで十分である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.11 19:12:15
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