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カテゴリ:昔のアンプをメンテナンス
ラックスキットA-505プリアンプの特性を見直してみた。フラットアンプのゲインは8倍で、雑音は0.2mV程度あるがフリッカー雑音なので全く耳につかない。トーンコントロールはバイパスした状態で使うのが標準である。
![]() その理由は、フラットポジションにおける周波数特性のうねりが大きいことにある。1kHzを基準として200Hzで-2.0dBにレベルが低下し、50Hzでは-0.8dBに戻る。高音は10kHzで+0.3dBとうねりが大きい。このA-505プリアンプは無帰還を売り物にしているため、トーンコントロールもCR型を採用しているが、このCR型が曲者なのである。フラット位置はVRの全抵抗の1/10ポジションにあるため、A型カーブのVRが使われているわけだが、それが高精度であるはずがないのだ。聴感上も、トーンコントロールを入れると音楽のバランスが大きく崩れてしまう。 しかし、1台ならばフラットに調整することは可能である。抵抗やコンデンサーを入念に追加することで、200Hzで-0.5dB、10kHzで+0.1dBに押さえ込むことができた。これで試聴してみると、なかなか良いではないか。CR型トーンコントロールも使えることがわかった。しかし、2200pFのコンデンサーに1000pFを並列にする羽目になってしまったのだが、いったいどういう設計だったのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.08 23:01:20
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