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カテゴリ:現用アンプをメンテナンス
先週は忙しかったので、今週ようやくアンプの裏ぶたを開けることができた。モノラルパワーアンプにしては、異常に多くの部品が詰まっていることがおわかりいただけると思う。
![]() 電源回路は、出力段と前段を電源トランスの巻き線から完全に分離していて、全ての電源にチョークコイルが入れてある。特に出力段にはチョークインプット平滑回路を採用しているのが特徴である。 最近の電源事情として、交流波形が汚くて波形の山の部分がちょん切られていることが多い。このような波形を普通のコンデンサーインプット平滑回路に供給しても、所定の電圧を得ることができないし、アンプをつなぐことによってさらに波形の山の部分がちょん切られてしまうことになる。ところが、チョークインプットの場合、電流の位相が電圧の位相と90゜ずれているため、電圧の変動も少なく波形に悪い影響を与えることもない。さらに、余計な雑音が入ることも少ないと言う大きなメリットがあるのだ。一つ難点があるとすれば、真空管がウォームアップするまでの間、コンデンサーに高い電圧がかかってしまうことで、それを防ぐためのタイマーリレーを付けてあるのだが、写真でも確認できると思う。 ![]() また、電源部とアンプ部とはシールド板で完全に分離しているため、飛びつき雑音などもなく、極めて低雑音のアンプになっているのだ。コンデンサーもブロックコンはELNAのセラファイン、その他のチューブラーコンは日ケミを使っている。どちらも現在入手できなくなっているのは残念である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.24 18:36:19
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