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カテゴリ:現用アンプをメンテナンス
3ヶ月以上机の上でほったらかしになっていたパワーアンプであるが、一念発起して(!)特性の測定を行ってみた(片側のみ)。
![]() 測定結果はPDFにして置いてある。入出力特性をみると、最大出力を得るためには1.5V以上の入力電圧が必要なことが分かる。ゲインをこのくらい絞っておくと、SN比の点で有利である。ちなみに残留雑音は0.1mV程度と小さくなっている。 歪み特性のカーブを見ると、出力40Wくらいのところでカーブに段が付いているのが読みとれるだろう。ここでグリッド電流が流れ出し、3次歪みの位相が反転しているのだ。5%歪みを許せば60W以上の大出力が得られており、3極管(接続)アンプとしては珍しい。 周波数特性のグラフは特徴的だ。低域では5Hzで-1dBと驚異的な広帯域を誇るのに対して、高域では70kHzで-3dBとちょっと物足りない値である。これは、出力トランスのインピーダンスを半分にして使っているため、どうしても低域よりの特性になってしまうのでやむを得ない。 測定がすんだところで、久しぶりにアンプをメインシステムにつないで鳴らしてみた。何という緻密な音だろうか。リファレンスのリアルだがちょっと素っ気ない音や、出力管差し替えアンプのソースによって良い音だったり荒い音になったりという不満がなく、常に緻密で潤いのある良い音だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.29 22:02:02
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