こんにちわ。呟き尾形です。
学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が
残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。
― 太宰 治 ― (『正義と微笑』)
なぜ、勉強をするのでしょう?
勉強は楽しい事もありますが、辛く苦しい事もあります。
勉強して憶えた事が直接役立つことなど稀です。
その上、時間の経過とともに忘れてしまうものです。
多くの若者は、きっと、勉強が無駄なものだと感じるかもしれません。
なかなか、そこに意味や価値を見出すことはできません。
だから、多くの若者は、問います。
「なぜ、勉強するの?」
多くの大人は、将来のためであり、いい大学に入って、いい会社に入る為だといいます。
でも、その将来は、誰の為でしょう?
自分のためであり、他の誰のためでもありません。
が、しかし、勉強する若者の多くは、将来のことなど漠然としており、自分が何をしたいのかすら自覚できないことが多いでしょう。
となれば、目的もわからずに勉強するということは、単なる苦痛にすらなるでしょうし、将来の自分の目標以外の勉強は不要だと考えるでしょう。
それでは、勉強することは無意味なのでしょうか?
それは、違います。
勉強によって、得た知識が役立つのではなく、勉強という訓練を繰り返すことで、人は心が鍛えられるのです。
そして、一つ一つの勉強は、一握りの砂金のごとくわずかですが、確実に心が鍛えられるのです。
どのような目標をもつのであれ、鍛えられない心は、目標は達成しえません。
だから、いつか見つかるであろう目標のために、勉強しなければならないのです。
もし、人が勉強をやめたとき、そこには退廃的な価値観しか生じません。
退廃的な価値観をもてば、目標すらもてなくなり、目標を持つ幸せ、目標に挑戦する幸せ、目標を達成する幸せを必然的に失い、やがてすべての幸せを失います。
これほど不幸な事はありません。
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