ことこと@チェンマイ! タイ移住ドキュメント&北タイ通信♪

2006/08/23(水)19:53

チェンマイで「コオロギ」をいただく♪♪♪

タイを食べる!(50)

チェンマイ滞在記4回目は、お待ちかね「体当たりレポート」ですよ!! タイトルで眉をしかめるゲストさんもいらっしゃることでしょうが、まず「昆虫食」についての先入観を捨てましょう。昆虫は「ゲテもの」ではありません。日本でも「イナゴ」を佃煮にして食べる地方はありますし、海から遠い内陸部(イサーン地方もそうですね)で「シーフード」を食するより身近で豊富にとれる「昆虫」を蛋白源とするのは実に自然な行為だと思いませんか?見かけの気持ち悪さをいうなら、エビ、ロブスターやカニだって昆虫と似たような構造をしていますよ。 と、耳障りな能書きを並べるのはこれぐらいにして、さあ、おいしい「コオロギの唐揚げ」を食べに行きましょう!!・・・とチェンマイっ子のパートナーに提案すると、 「コオロギは乾季(10月~2月ごろ)に食うもんだから、今はやめとけ」 ・・・・・だと。 乾季に農地でピョンピョン跳ねている丸々肥えたコオロギを捕まえて、その場でカリカリに焼いて食べるのがおいしいらしい・・・。 それを聞いて意気消沈はしたものの、さすがに乾季までは待てないので、昼飯に入った食堂で「コオロギの唐揚げ」がメニューにあったんで、注文! このように、しっかり「コオロギ」が姿をとどめたままフライになっています。さすがに目が合うと一瞬ひるみますが、四の五の言わずに一気に口の中に放り込んでみましょう!! 「・・・・・!」 普通においしいです。ほんとに。 特に臭みもなく、カラッと揚がっているので妙な歯ざわりや気持ち悪さはありません。ご飯のおかずにもビールのつまみにも、両方いけますね。チャレンジャーのゲストのみなさん、騙されたと思ってって機会があったら試してみてください。 繰り返しますが「普通においしい」です。 さあて、昆虫食は制覇したってことで、夕食は再び「ノーマル」なチェンマイ料理を楽しみましょう!!ってところで「罠」が待っているのですが、当日は知り合いのマッサージ屋のオバちゃんとメシを食うことになっていたので、店までクルマで迎えに行くと、オバちゃんは「ちょっと待ってて」とそばの露店まで何やら買い物をしに行きました。満面の笑顔でクルマに戻ってきて「おいしいからTuiも食え!」と差し出されたのが・・・ 山盛りの「コオロギの姿焼き」!! (↑食べたあと写真を撮ったので2匹しか残ってません↑) 今度はコロモに包まれた唐揚げでなく「カリカリ焼き」なので、コオロギくんがそのまんまの姿でわたしの胃袋に収まるのを待っています。気持ち悪いというよりコオロギは昼間に腹一杯食べたから「もういい・・・」という気分だったのですが、現地人に「はあ~、これだから日本人はチキンなのよね~」と思われるのも癪だったんで、勧められるままにコオロギくんを一気に頬張るTuiなのでありました(泣)。その夜歯磨いたら「コオロギくんの足」が歯に挟まってました・・・。 こちらも普通においしいです。ほんとに。 唐揚げよりもコオロギらしい「野趣」ある風味が感じられるので、こちらの方がお薦めです。乾季のコオロギの「旬」が今から楽しみです。ほんとに。 こんなことをしているうちに「Tuiさんは虫好き」と現地人に勘違いされたらしく、「昆虫食特集」は次回にもつづいてしまうハメに・・・・・ (つづく)

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る