ことこと@チェンマイ! タイ移住ドキュメント&北タイ通信♪

2006/10/24(火)09:55

お蔵入りのサッカーコメディ映画「リターンズ」!!

サッカーコメディ映画「マーク・テ・リターンズ」が封切になりました。「リターンズ」が題名につくからには「マーク・テ」という人気作品の続編かと思われるでしょうが、そうではありません。 実はこの映画、もともとは「マーク・テ・ローク・タルン」という題名で「ワールドカップ開催」のタイミングで封切になるハズだったのですが、内容が 「タイ人監督がラオスのナショナル・チームを率いてワールドカップ出場を目指す」 ってものだったのです。それで試写会を見た在タイ・ラオス大使から「問題あり」とクレームがついてしまい、ナントお蔵入りになってしまったのです。封切のほんの数日前だったかなあ?まさにいきなりの決定でした。 日本だったらさぞ「表現の自由」がどーのこーのとマスコミが喧しいことでしょうが、さすがタイの場合はこの程度ではさしたる話題にもなりません。ですが、予告編だけでも映画館は大爆笑の渦だっただけに、お蔵入りは正直勿体ないな~と思っておりました。 ところが早くも映画の「リメイク」が完了し、「ラオス」という国名は全て架空の国名に差し替えられて「マーク・テ・リターンズ」という作品として日の目を見ることになったのです。 めでたし、めでたし! 映画自体は荒唐無稽なご都合主義のストーリーで、毒にもクスリにもならないシロモノではありますが、ま、ともかくこのような映画でラオスとの間に国際問題が生じたらホント笑いごとでは済まされんですよ。 以前も書きましたが、タイのコメディ映画を未経験の方は、是非一度は映画館に足を運んでみてください。なるべく客の入りの多い土日を狙うべきでしょう。いや、タイのコメディ映画が優れているってことでなく、観客のリアクションの方が見ものなんです。とにかく日本人から見ると「どこがおかしいの?」と感心するぐらい場内は大爆笑の連続です。

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