続・１００円ショップのタイランド

以前に「１００円ショップにタイメニュー増殖中！」という話題を紹介したが、その後も勢いは続いているもよう。 主流はグリーンカレーなどのいわゆる「タイカレー」のレトルトであるが、次々にいろいろなメーカから発売されてはいるものの、いい加減飽きてきたのか新しいを見つけても「ほほう」と感心するぐらいで、特に購買意欲がなくなってしまった。 ただし、前回紹介したいなばの缶詰「ツナとタイカレー」の続編である、「チキンとタイカレー」シリーズは別格である。 ネイティブ・タイ人の「ジェーンさん」が『おいちいっっっ！！』と狂喜しているのだから、こりゃ本物であろう。 実は既発の「ツナとタイカレー」シリーズも、最初はジェーンさんも喜んで食していたのだが、しばらくすると『何かくさいっ』と文句を言い始め、調子に乗って大量買いしていた在庫は全てワタシが食べることになってしまった。やはり「ツナ缶」の独特の匂いがグリーンカレーの風味とイマイチ合わないようで、電子レンジで温めると庫内で破裂して大変なことになるという悪いイメージも重なって、段々わたしも手をつけなくなってしまった。 そうした中で出てきた待望の「チキン」シリーズは、「匂い」と「破裂」というデメリットがなくなった分、「タイカレー」の本来のおいしさだけが堪能できるようになった。 「グリーンカレー」と「イエローカレー」は入手可能であるが、あと「レッドカレー」もラインナップにあるようである。このシリーズは１００円ショップでかなり普通に発見できるが、一時期は食品スーパーでも「７８円」という嬉しい価格で出ていた。本場同様の本格タイカレーが、ご飯の分を含めても現地タイの露店のぶっかけ飯より安い値段で食せるようになったわけで、ホンマいい時代になったもんである。残念ながら最近スーパーでは見かけなくなったが、今度見かけたら思い切って大量買いしておこう。 みなさんも、見かけたら是非お試しあれ。