2016/03/25(金)20:32
タイで静かなブーム?「大人のぬりえ」
日本でも流行りましたが、タイでも「大人のぬりえ」がブームのようです。
どこの書店に行っても専用コーナーがあって、目立つところに平積みになって陳列されています。
ワタシも「精神修養」の一環になるかな...と、日本をモチーフとしたフランスの作家さんの本を購入して取り組んでいるところです。
いいですね。もともと絵心が全然ないどころか、線はまっすぐ引けないし円を描いたらイビツにしかならないぐらい不器用なんですが、「ぬりえ」をやってみると自分のどこに課題があるかよく見えてきますね。
心が平静でないと均一にぬれないし、集中力が働いてないとはみだしちゃうし、自分の心の乱れがそのままぬりえの仕上がりとなって可視化されます。
できた作品を見て自分の今の心の状態を表すと、「粗雑」「散漫」「迂闊」といったところでしょうか?
タイのひとはどういう目的で「大人のぬりえ」を買ってるんでしょうね? 興味深いです。
残念なのは、このブームもそれなりに長いのに、陳列されている本は欧米の作家さんのものばかりで、タイ独自の風景・建造物や自然をモチーフにしたものが出てこないこと。
個人的にはそういうのがあったら迷わず購入するし、日本の方へのプレゼントにもよさそうです。
そういうところタイ人は鷹揚としてるってか、ブームに乗っかって一気呵成に稼いでやろうという貪欲さがないんですよね~。
ま、それはともかく、自分のぬりえが「大胆」かつ「繊細」な仕上がりとなるよう、精神を昂揚させないとアカンですね!
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